
疲れて見えたり、表情が暗く見えてしまったりする「目の下のくま」。
くまの原因のひとつが疲れ目による血行不良です。
目のまわりの皮膚はとても薄いため、血液循環が滞ると黒ずんだ血液が透けて、
「くま」として現れてしまいます。
人間の目の構造として「近くのものを見る」という行動は、とても目の負担になります。
パソコンやテレビよりも画面が小さく、近い距離でみるスマホを長時間見るということは、
ピントを合わせる働きの「毛様体筋」という筋肉の疲労につながります。
これこそが「スマホぐま」の原因!
「疲れ目」を解決することが「スマホぐま」解消の第一歩!
簡単にできる対策をご紹介します。
長時間続けてスマホの画面を見つめない
10分に10秒は画面から視線を外して遠くを見つめたり、目を閉じたりしましょう。
また、画面を見ているときも意識して「まばたき」するようにしましょう。
スマホは目から離して使う
目から画面までの距離は最低でも25cm以上離しましょう。
肘から手のひらの距離が目安!
目の疲れを感じた時は温める
冷やすのは逆効果!温めることで血行が促進します。
蒸しタオルで温めるのが効果的!
(蒸しタオルの作り方はこちらを参照)
入浴中、湯船で濡らして軽く絞ったタオルを目の上に置くだけでも効果アリ!
目の疲れに効くツボをマッサージする

_@「攅竹(さんちく)」と呼ばれる眉頭のすぐ下のくぼみのツボを、親指で10秒やさしく押します。
_A「晴明(せいめい)」と呼ばれる目頭の内側のツボを、右手の親指と人差し指でつまみ、10秒キープします。
_B「太陽」と呼ばれるこめかみ近くのくぼみを、薬指で10秒ぐーっと押します。
特に蒸しタオルで温めた後や入浴中など、血行が良くなっているときにおこなうとより効果的です。
お手入れに「アイクリーム」を取り入れる

目の周りの乾燥はくまをより目立たせてしまうので、プラスαで保湿ケアを。
ただ、ぐりぐりと塗り込んでしまうと刺激により色素
沈着が起こって、よりくまが目立ってしまうことも。
やさしく塗るように心がけましょう。
アイクリームは無理な力が入りにくい小指で塗るのがおすすめです。
目の疲れを癒してくれる「ビタミンB群」を積極的に取り入れる
ビタミンBは豚肉やマグロ、納豆などに多く含まれます。
ナッツやバナナにも豊富に含まれているので、
スマホを見ているときやパソコン作業中の間食として摂取するのもいいですね。