2019.10.01

似合うファッションがわかる？骨格診断の基礎知識

Beauty Column

太った、痩せた、だけではない生まれ持った身体の質感やライン、それが「骨格」。
その骨格を3タイプに分類し、似合うファッションの系統を知るのが「骨格診断」です。
今回は、骨格診断の基礎知識と簡単な自己診断をご紹介します。

■３つの骨格タイプと特徴

骨格診断では骨格の特徴から3タイプに分類します。

それが

・ストレートタイプ

・ウェーブタイプ

・ナチュラルタイプ

です。

じゃあ、私はどのタイプ？

自分の骨格タイプを知りたいときは、上の表のＡ～Ｅの特徴のうち、自分に最も当てはまるものをチェックしましょう。

そして、チェックが一番多かったタイプがあなたの骨格タイプです。

ちなみに、筆者は・・・

Ａ：身体の特徴→ストレートタイプ

Ｂ：手首の特徴→ナチュラルタイプ

Ｃ：鎖骨の特徴→ナチュラルタイプ

Ｄ：バストの特徴→ナチュラルタイプ

Ｅ：脚の特徴→ストレートタイプ

だったので、「ナチュラルタイプ」と診断できます。

ただ、これは簡易的な自己診断。

もっときちんと自分の骨格タイプを知りたい！と思った方は、専門書を見てみたり、専門の骨格診断を受けてみるのもよいかと思います。

●ストレートタイプ

立体感のあるメリハリボディを活かすIラインのシルエットを強調すると◎。

ジャストサイズのトップスにタイトスカートまたはストレートパンツなど、シンプルで上品なスタイルが映えます。

●ウェーブタイプ

薄く柔らかで空気感のある素材とシルエットが◎。

女性らしいシルエットのコンパクトなトップスに、軽やかさのあるフレアスカートというコーディネートがよく似合います。

パンツスタイルなら足首が見える丈の細身シルエットが、すっきりとして良いですね。

●ナチュラルタイプ

カジュアルでラフなスタイルが◎。

オーバーサイズの大きめトップスに、ロング丈のスカートというスタイルをお洒落に着こなすことができます。

パンツスタイルも、ゆとりのあるラフなワイドパンツがおすすめです。

ここまで骨格診断について記述しましたが、骨格診断は自分の似合うスタイルを知り、ファッションの可能性を広げるきっかけとしてはとても大切です。

ただ、パーソナルカラーの回でも書いたのですが、パーソナルカラーや骨格診断などという「一般論」にとらわれすぎるのもよくないと、筆者は思います。

診断結果はあくまでも参考とし、自分の感性や好み、個性を大切にすることが重要だと思います。

私は〇〇タイプだからこれは着ないほうがいい……、と消極的になるのではなく、よい面だけを見て、ファッションを楽しんでいただければと思います。

※骨格診断に関しては、各団体・専門家により考えが若干異なる場合がございます。

今回は最も一般的である診断方法を記載させて頂いていますこと、ご承知いただければと思います。

小林未佳: 関西学院大学理学部卒業後、化粧品メーカーにおいて研究・開発に従事。その後、化粧品の商品企画・マーケティングへと転身。2018年、これまで培った化粧品や美容の知識を発信するべく、ライターとして独立。
All About Beauty 公式ガイド。