2021.06.22
花粉対策スプレーの効果とおすすめの使い方
Beauty Column
日本人の4人に1人が花粉症だというデータもあるほど花粉症に悩む人は多いもの。
そして、いよいよ本格的な花粉シーズンが到来。
花粉症の方はマスクや眼鏡、薬などそれぞれ花粉対策をされているかと思いますが、今回はひとふきで花粉対策ができる「花粉対策スプレー」をご紹介します。
■花粉対策スプレーはマスクのかわりになる？
だからこそ、「体内に花粉を入れない」ことが大切です。
花粉症対策として、まず思いつくのが「マスク」。
マスクをつけると吸い込む花粉の量を大幅に減少させることができるため、花粉症の方にとっては欠かせないアイテム！
そこで気になるのが、花粉対策スプレーはマスクのかわりになるか？ということ。
残念ながら、花粉対策スプレーはマスクほど鼻や口から吸いこむ花粉の量を減少させる効果はなく、マスクのかわりにはなりません。
■花粉対策スプレーの効果は？
ここ数年の間に花粉対策スプレーを店頭でよく見かけるようになりましたね。
花粉症歴約30年の筆者も発売当時、半信半疑ながらも購入し試したところ、これがとってもいいんですね。
すっかり花粉時期の必需品となりました。
私が感じた効果は主に2つ。
１．帰宅後の症状が楽になる
外出後、家の中に花粉を持ち込まないのは鉄則！
ですが、玄関に入る前にはらっても「きちんとはらえているのかな？」なんて思ったりすることはありませんか？
外出前にスプレーを顔～髪にしておくと、花粉がスルリと落ちるのか、帰宅後の症状が抑えられている気がします。
もちろん、花粉は目に見えるわけではないので私の実感ではありますが、スプレーをして出かけた日と、し忘れた日では帰宅後症状の差を感じます。
２．花粉皮膚炎の症状が出にくくなる
こちらもあくまで、私の実感で申し訳ないのですが…。
花粉皮膚炎の症状が出にくくなる気がします。
私は35歳を過ぎたころから、花粉皮膚炎の症状が出るようになりました。
花粉皮膚炎は、目の周りや頬を中心に起こるかゆみや赤味、灼熱感の症状。
ひどい場合は、目の周りがはれ上がるほど真っ赤になってしまいます。
花粉対策スプレーを使うようになってから、花粉皮膚炎の症状が出にくくなったことに気づきました。
1日中、屋外にいた日の翌日なんかはどうしても出てしまうのですが、それでも腫れあがるほどツライ……、ということがなくなりました。
これも花粉対策スプレーが肌の上にヴェールをつくり、肌に直接花粉がつかないのがよいのかなぁ、なんて感じます。
■花粉対策スプレーの使い方
そのため、メイクの後に使用してください。
メイクは崩れないの？と心配される方もいらっしゃるかもしれませんが、大丈夫。
とても粒子の細かい繊細なミストなので、メイクを崩すことはほぼありません。
スプレーするときのコツは、噴射ボタンをギュッとしっかり押すこと。
中途半端に押してしまうとミストが細かくならず、ベタっとついてしまい、メイクが崩れてしまうことがあります。
私は花粉対策スプレーを玄関先に常備しています。
外出前、まず顔全体にスプレーします。
その後、マスクを装着し、さらにスプレーします（マスクの上にもかかるようにスプレーします）。
最後に髪にスプレーして完了です。
その時間、わずか30秒ほど。
とってもお手軽な花粉症対策です！
少しでも花粉症の症状を緩和したい方は、ぜひお試しください！
■おすすめの花粉対策スプレー
シューっと吹きかけると、シルクのようなツルツル膜で肌表面をコーティング。花粉やチリなどの外部刺激を肌に寄せ付けません。
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■ライター
関西学院大学理学部卒業後、化粧品メーカーにおいて研究・開発に従事。
その後、化粧品の商品企画・マーケティングへと転身。
2018年、これまで培った化粧品や美容の知識を発信するべく、ライターとして独立。
All About Beauty 公式ガイド。
