2022.06.29
あなたの「クマ」は何クマ?目もと・目の下のクマの原因と種類・お手入れ方法
Beauty Column
顔の印象を左右する重要なパーツである「目もと」。
目もとにクマがあると、疲れているように見えたり、老けて見えたりしてしまいがち。
ただ、目もとのクマはタイプがあり、その原因も様々。
自分のクマの種類を見極め、正しいケアを行いましょう。
■なぜ「クマ」はできるの?
ふと鏡をみると、目の下にくっきり「クマ」が……!!
なんて経験はありませんか?
そもそもなぜ目の下にだけ「クマ」はできるのでしょうか?
大きく2つの理由があります。
1.皮膚がとても薄いから
目の周りの皮膚は、身体の皮膚の中でも最も薄いといわれています。そのため、皮膚の下の血管や、メラニンの状態が皮膚の色に反映されやすく、それが「クマ」としてあらわれてしまうのです。
2.乾燥しやすいから
目の周りの皮膚にはうるおいを保つために重要な汗や皮脂を分泌する汗腺や皮脂腺が少ないため、乾燥しやすいという特徴があります。そのため、乾燥による小じわが発生したり、キメが乱れやすいため、クマが目立ちやすくなるといわれています。
■クマの種類とお手入れ方法
1.血行不良による「青クマ」
血行が悪くなって、黒ずんだ血液が透けて青っぽく見えるのが特徴。血行不良は目の疲れや寝不足が原因で起こるといわれています。
最近ではスマホの見過ぎによる「スマホぐま」に悩む方も多いそうです。
心あたりのある方は気をつけて!
→「スマホぐま」について詳しくみてみる
<お手入れ方法>
青クマは血行をよくすることが重要。
目の周りを温めたり冷やしたりを繰り返すことで改善するといわれています。
お手軽な方法は、入浴時に保冷剤をタオルにくるんで持ち込むこと。
湯船につかりながら、タオルにくるんだ保冷剤を約1分間目の上にのせ、次はホットタオル(湯船でしぼったタオルでOK)を目の上に約1分間のせる、というのを3セット繰り返すだけ。
青クマにだけでなく、目の疲れにも効果的なので、眼精疲労にお悩みの方もぜひお試しください。
2.色素沈着による「茶クマ」
様々な外的刺激による色素沈着で、茶色っぽくくすんで見えるのが特徴。外的刺激とは、紫外線や目をこすったりしたときの摩擦刺激などを指します。
花粉症などで目をかいてしまう方はもちろん、アイメイクをオフする際の摩擦にも気をつけて!
<お手入れ方法>
茶クマをいま以上に目立たせないためには、毎日の紫外線対策が重要です。
また、目をかいたり目元をさわってしまう癖のある方は要注意。
意識して触らないようにしましょう。
茶クマはメラニンが原因なので、春~夏だけでなく一年を通して美白化粧品を使ってケアすると効果的です。
3.たるみによる「黒クマ」
ハリや弾力の低下によるたるみが原因で、黒っぽい影のように見えるのが特徴。加齢によってたるみができてしまうのは仕方ないですが、「たるませない」意識をすることが重要です。
<お手入れ方法>
紫外線はハリ・弾力の低下、そしてたるみの原因になりますので、こちらも年間を通しての紫外線対策が大切です。
それとあわせて、目の周りの筋肉を使うトレーニングを取り入れるのもおすすめです。
私はお手軽な15秒トレーニングを、気づいたときにするようにしています。
1.目を大きく5秒開く。
(このとき、額の筋肉を使うのではなく、上まぶたの筋肉を使うように意識しましょう!)
2.目をギューッと5秒閉じる。
3.薄目を5秒キープ。
(このとき、できる限り目を細く開けるのがポイント!)
■クマ対策におすすめのアイテム
クマ対策に取り入れたいアイテムが、アイクリーム。
「フイルナチュラント CL アイリペア」は、独自成分のバルーンリペックスや、シトルリンを含むCLコンプレックスなどの保湿成分をふんだんに配合。
濃密なうるおいを薄い角層内にしっかりと巡らせ、目のまわりにふっくら感・透明感を与えてくれます。
そのため、どのタイプのクマにもおすすめのアイテム。
使い続けるたびに、明るくハリに満ちた目もとへ変化していくのを実感できますよ。
→「CL アイリペア」を詳しくみてみる
速攻でクマをなんとかしたい!という方には、「IC.U HAマイクロパッチEX」がオススメ。
部分用マスクなのですが、そのマスクには約1,300本の微細なヒアルロン酸針がビッシリ!
ヒアルロン酸の針が角層内で溶けて直接皮膚の中に浸透していくため、貼って寝た翌朝はふっくらとしたハリと明るい透明感に満ちた目もとに。
いま、美容通の間で話題のマイクロニードル技術の手ごたえをたった一晩で実感できます。
アイクリームは毎日のケアに、パッチは特別な日の前日に、と使い分けるのがおすすめです!
→「IC.U HAマイクロパッチEX」を詳しくみてみる
ライター
関西学院大学理学部卒業後、化粧品メーカーにおいて研究・開発に従事。
その後、化粧品の商品企画・マーケティングへと転身。
2018年、これまで培った化粧品や美容の知識を発信するべく、ライターとして独立。
All About Beauty 公式ガイド。