2018.08.14
簡単解説!シミができるメカニズム
Beauty Column
年齢を重ねるにつれシミが目立ってきた!という人も多いのでは?
では、シミはなぜできてしまうのでしょうか?
シミができるメカニズムを簡単解説します!
■シミの原因「メラニン」とは?
そもそもメラニンとはいったい何者なのでしょうか?
メラニンとは、肌や毛髪、瞳の色を構成する黒色の色素のこと。
皮膚にメラニンが多く含まれると肌は黒く見えます。
局所的にメラニンが過剰につくられてしまうことが「シミ」の原因です。
実は、メラニンには「紫外線から皮膚の細胞を守る」という働きがあります。
そのため、紫外線を浴びると皮膚を守るためにメラニンをつくり、皮膚への害をくいとめようとしているのです。
■シミができるメカニズム
肌の一番外側「表皮」の奥底に、シミの原因となる黒色の色素メラニンを作り出す「メラノサイト」というメラニン工場が存在します。
紫外線を浴びると、メラニン工場「メラノサイト」が一生懸命メラニンを作り始めてしまいます。
そして、過剰につくられたメラニンが表皮の細胞に受け渡されて、皮膚は黒くなってしまいます。
通常は、皮膚の新陳代謝「ターンオーバー」によって、垢と一緒にメラニンを含んだ細胞もはがれ落ちるため、肌の色は元に戻ります。
ただ、長年の紫外線ダメージを蓄積してしまうと、メラニンが過剰につくられ続け、ターンオーバーも滞りがちに。
すると、排出されるべきメラニンが肌の中にとどまって、どんどん蓄積してしまうことで「シミ」となってしまうのです。
■シミを防ぐためには
だからシミ対策として一番有効なのは「シミをつくらせないこと」。
そのためには
1.紫外線対策を万全に!
2.美白ケアを毎日の習慣に
が重要です。
1の紫外線対策については、こちらの記事「絶対焼かない!紫外線の基礎知識」をご覧ください。
また、2に関してですが、美白化粧品は効果を実感するのに時間がかかります。
毎日の着実なケアが少しずつ効果を発揮するので、「白くならない」「シミが消えない」からといって、すぐにあきらめないでください!
効果発揮の目安は約6週間といわれます。
なので、根気強くケアを続けることが大切です。
シミが気になる方は、紫外線をよく浴びる春夏だけでなく、一年を通して美白ケアすることをおすすめします。
また、美白化粧品を使っているからUVケアはしない、というのも絶対にNG!
美白とUVケアはシミ対策にとって「ニコイチ」ケアと考えてください。
■シミ対策におすすめのアイテム
まずは、シミの原因となる紫外線を防ぐ「UVケア」におすすめなのが「フイルナチュラント デイプロテクターマイルド」。
保湿成分がたっぷりと配合された、まるで美容液のような日焼け止め。
紫外線だけでなく、空気中のほこりや排気ガスなどの刺激物質から肌を守る効果も。
→「フイルナチュラント デイプロテクターマイルド」を詳しくみてみる
マスクをつけていても、紫外線対策は必須です。
ただ、マスクをつけての外出時に注意するのは紫外線対策だけでなく、マスクによる肌荒れ「マスク荒れ」にも注意が必要。
そのため、UVケアアイテムも肌に優しいものでなくてはなりません。
デイプロテクターマイルドは、プロテクトジェントル処方で、乾燥など環境ストレスからも肌を保護する効果があるので、シミ対策だけでなく、マスク荒れ防止アイテムとしてもおすすめです。
→「マスク荒れ」について詳しくみてみる
美白ケアにおすすめなのが「フォルミュール ホワイタミンQQ」。
有効成分「ビタミンC誘導体」と、肌のターンオーバーを整える「ポスカ®」のダブルの効果でシミの生成を防ぎながら透明感のある素肌へと導きます。
ピタッと密着性の高い美容液なので、気になる部分を集中ケアができるのが魅力的。
今あるシミにはもちろん、シミができやすいこめかみ~頬骨~鼻の部位に毎日塗ってシミを予防するのも大切です。
→「フォルミュール ホワイタミンQQ」を詳しくみてみる
今日からでも、紫外線対策と美白ケアを取り入れて、白く輝く肌を目指しましょう!
ライター
関西学院大学理学部卒業後、化粧品メーカーにおいて研究・開発に従事。
その後、化粧品の商品企画・マーケティングへと転身。
2018年、これまで培った化粧品や美容の知識を発信するべく、ライターとして独立。
All About Beauty 公式ガイド。