美人の教科書 12話　美人風の眉「似合う眉」

美人の教科書は、絶対知っていると得をする美容情報をお伝えするコーナー。 ちょっと視点を変えたアイデアで、あなたのキレイを応援します！

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誰もがベストバランスの眉になれる

眉の相談を受けていると、私には、私だけの眉の形があるはず！という呪縛にとりつかれている人が多いと感じます。もちろん、あなたに似合う眉はあります。ただ100人いたら100通りの形があるかというと、決してそうではありません。

私は過去に数回、眉テンプレートを作ってきました。コーセーの社員80人の左右2タイプの眉をメイクアップアーティストに描いてもらい、それをすべてトレースして集めた160の眉情報から、平均の形を割り出していくというオリジナルな方法を採用。作業を進めると、過去の眉の形とは明らかに変化していて、黄金比の中にもトレンドが存在するのがよく分かります。そして、たったひとつ、その時代にマッチしたベストバランスの眉にたどり着くのです。
つまり、私が作る眉テンプレートの形はひとつ。誰もが美しく見える眉が仕上がる魔法のテンプレートです。ちなみに、その時の眉型はこれ。作ってから数年経っていますが、まだまだ十分使える形です。当時も使った8～9割の人が、簡単に美人眉になれた！と評判を呼びました。

まず、あなたの眉の特徴を知ることから始めましょう。そして、テンプレートを眉に重なるように水平に合わせて足りない部分は描く、はみ出した部分は描かない、それだけで大丈夫。また変化づけも、この形を基準に太く描いてボーイッシュに、細く描いてエレガントにと思いのままです。

ポイントは、眉山の位置を瞳の外側の白目部分の真上に合わせることと、できるだけ眉の下部は目に近い低い位置に合わせることです。

実はこのふたつの要素が、眉がキレイに見えるかどうかを左右します。眉の上下の位置を気にしている人は少ないのですが、眉の位置を高く描くとまぶたが広く平面的に見え、穏やかでのんびりした印象に。眉の位置を低く描くと目との距離が詰まり、目もとも立体的に、バランスの整った引き締まった顔に見えます。
キレイな眉の形をひとつ知っているだけで、美人度が一気に高まります。

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