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2021.01.29

美人の教科書 24話 目を彩る色「ブラウンのアイライナー」

目もと

美人の教科書は、絶対知っていると得をする美容情報をお伝えするコーナー。 ちょっと視点を変えたアイデアで、あなたのキレイを応援します!


アイライナーの色選びを、見直してみる。

囲み目など2000年代に流行ったアイメイクには、ブラックのアイライナーが多用されていました。引き締め効果があり、目を大きくぱっちり見せるブラックは、今でも不動の人気色と言えます。 でも、ちょっと待って。これまでの「目の際は黒で引き締める」というあたりまえの習慣を、一度見直してみませんか。本当にブラックがいいのか、実はブラウンの方が合うのか、色選びの基準をいくつかご紹介します。目の存在を引き立てながらも、アイラインだけが浮かない仕上がりになるはずです。

1)顔立ちのインパクトで選ぶ
ソース顔と呼ばれる、顔立ちがはっきりした人はブラック。塩顔、しょうゆ顔と呼ばれるさっぱり系の顔立ちの人はブラウンを。

2)瞳の色に合わせる
瞳の色が黒や黒に近いダークブラウンの人はブラック。瞳の色が明るい人はブラウン。加齢などによって白目の色が濁ってきたり、瞳の際が少し曖昧になり始めた人もブラウンを選びます。

3)肌色のトーンに合わせる
肌色がやや濃い人は、断然ブラックがおすすめ。色白の人は、ブラックだとコントラストが強すぎるのでブラウンを。

4)髪の色に合わせる
黒髪の人は、その強さと神秘性を生かしてブラック。明るい髪色の人は色調を合わせてブラウンを。

5)なりたい印象で選ぶ
ブラックは目力のあるクールまたはワイルドな印象や、目をクリっと強調したいドーリィメイクに。ブラウンはナチュラルに仕上げたい時や、アイラインを太く描きたいけど派手にはしたくない、という時におすすめ。

ブラックでは不自然になりがちな下まぶたのラインも、少し明るめのブラウンなら自然な肌色の影色に。下目尻1/3に入れると、上まつ毛の影のように見えて優しい印象になります。
また、肌色と白目のコントラストが少ない人や下まつ毛の薄い人は、目の印象が弱くなりがち。そんな場合も明るめブラウンのアイライナーで、下まぶたの目の際に細いラインを引いてみてください。それだけで、目の存在がふーっと浮き出てきます。きっと自分の目の変化に驚かされるはず。下まぶたにラインのあるイラスト右は目が丸く大きく、白目がくっきりと澄んでいるようにも見えます。


アイメイクの仕上げに鏡を正面から見て、まつ毛の隙間に肌が見える時もブラウンの出番。ダークブラウンの筆ペンタイプのリキッドアイライナーで、まつ毛の間に点置きするように隙間を埋めていきましょう。

「アイライナーは黒」と決めつける前に、ブラウンのアイライナーにも目を向けてみませんか。きっとアイメイクの幅が広がるはずです。
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