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2021.06.30

美人の教科書 第30話 守りたいもの「品」

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美人の教科書は、絶対知っていると得をする美容情報をお伝えするコーナー。 ちょっと視点を変えたアイデアで、あなたのキレイを応援します!


日々の余裕が、「品」につながる

春間近になると、何を着てよいかわからない三寒四温の時期があります。急にポカポカ陽気になった日などに街で目にするのが、いま箪笥から引っ張り出してきたようなシワのある服を着た女性。
そう、確かに衣替えにはまだ早い。

春物の準備ができていない。でも冬物を着るには恥ずかしいほど暖かい。だから気持ちはよくわかるのです。でも、しわくちゃのスカートをはいてはいけません。それならまだ、手入れのされた冬物を着ていた方が100倍良いのです。

きれいにメイクをしているのに髪に寝癖がついているのも、もったいない。
ふくらはぎに虫刺されの跡がいくつも残っているのも、残念。
このような「がさつ」な一面が垣間見えると、今までどれだけきちんとしていても、その人のイメージが一変してしまうのです。ちなみにナンパ師と呼ばれる人たちは、バッグをきちんと閉めていない女性に声をかけると言われています。そういう人は総じてだらしなくガードがゆるいからだそうです。



「がさつ」は、性格などが粗雑で細かいところに気配りが行き届かない様子をさします。

メイクアップにおいて「がさつなメイク」というものが存在するとしたら、何としても避けたいところ。マスク生活で特に目立つ目もとには気を配りましょう。
例えばまつ毛にアイシャドウがついていたり、眉にファンデーションがついていることはありませんか。これらは清潔感なく見えてしまうため、注意したいところです。

アイシャドウをつけた後には必ず、カールする、マスカラをつけるなどまつ毛のメイクをすること。これならまつ毛に粉が残ることを防げます。また眉は、まず毛流れを整えるようにブラッシングをしてから描くこと。どちらもぜひルーティンにしてください。
また今はマスクも顔の一部。サイズが合わず会話中にずり落ちてきたり、マスクの耳紐部分にファンデーションがついていたり、マスクがヨレヨレだったりしないように気を配りたいものです。

メイクが仕上がったら、パーツではなく顔全体のバランスを見る。外出前には全身を鏡に映して、360度チェックする。洋服にシワはないか、埃はついていないか、バッグはきちんと閉じているか、確認できるくらいの余裕を持ちたいですね。
この余裕こそが「がさつ」を回避して「品」を手に入れる一番の近道なのかもしれません。
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