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2021.07.15

美人の教科書 第32話 守りたいもの「化粧」

印象

美人の教科書は、絶対知っていると得をする美容情報をお伝えするコーナー。 ちょっと視点を変えたアイデアで、あなたのキレイを応援します!


化粧は誰のためのもの?

化粧なんてどうでもいいと思ってきたけれど
今夜死んでもいいからきれいになりたい
こんなことならあいつを捨てなきゃよかったと
最後の最後にあんたに思われたい


中島みゆきさんの有名な「化粧」という曲の一節です。自分の魅力は見た目ではなく中身だと信じていた。けれど大好きな人を失って初めて、見た目もきれいだったら状況が変わっていたのでは…と不安になっていく女心が伺えます。そして最後に彼に会いに行く時やっと、化粧の意味に気づいたのかもしれません。

化粧は、ただ美しく見せるために施すものではありません。化粧をするという行為の中には、相手を想う気持ちが込められています。相手にも、自分のために身ぎれいにしてきてくれたことは伝わります。また、自分のために施すメイクもあります。今日一日頑張ろう!という自分へのエールだったり、お仕事モードに切り替えるスイッチだったり。そう考えると、忙しい時間をさいて行う化粧にはただならぬ効果が潜んでいそうです。

調査によると、コロナ禍の中、メイクにかける時間は大幅に減少しているようです。けれど逆に、今後どのようなことに余暇時間を使いたいか?という問いの答えには「メイクアップ」もしっかり含まれていました。コロナ禍で美容整形がにわかに話題になっているという話も聞きます。この機会にキレイに磨きをかけたい!という前向きな姿勢だとしたら、とてもうれしく思います。



家の中でも鏡を近くに置いておくだけで、誰かに見られているという意識が働くそうです。鏡に映った自分を見て「あれ?少し太ったかも」と気づいたり。「すっぴんは見たくないから、出かけないけどメイクをしよう」と奮い立ったり。毎日少しずつ、意識に変化が生まれてきます。
別れた人に、別れなきゃよかったと思わせたい。そんな気合ある毎日が、キレイを手に入れる近道なのかもしれませんね。
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