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2021.07.30

美人の教科書 34話 マスクで眉三昧「キリリ眉」

目もと

美人の教科書は、絶対知っていると得をする美容情報をお伝えするコーナー。 ちょっと視点を変えたアイデアで、あなたのキレイを応援します!


凛々しさあふれる、キリリ眉。

マスクが日常生活に定着して、かれこれ1年以上経ちました。顔の半分を隠した状態で過ごす生活にも、ずいぶん慣れてきましたね。

以前、マスクをつけていると総じて美人に見えるというお話をさせていただきました。目鼻立ちを決めるパーツの配置や、年齢が表れやすい顔の下半分を隠してしまうという大技によって、近頃は年齢不詳の40代50代が増えた気がします。
さらにマスクは、大きな鼻や角ばったアゴのライン、ヒゲなどもすっぽり隠してしまいます。
マスクはエイジレスのみならず、ジェンダーレスをも大きく後押ししているように感じますね。

逆にいえばマスクさえあれば、眉を少し太く濃く描くだけで、宝塚の男役のような凛々しい顔が作れてしまうということ。ちょっとしたコツをつかんで、凛々しく生命力にあふれた顔作りを試してみてはいかがでしょう。マスクの色もブラックをセレクトして。



それでは具体的な眉の描き方をご紹介します。ポイントは3つ「太さ・直線・尖った眉山」、これを意識して描きます。

1)まずパウダーアイブロウで、普段描いている眉を土台に、大まかな形を下描きしていきます。眉頭は眉の下に影をつけるようにして太さを出します。

2)眉山は少し外側、目尻の上になるように高めにとります。これで下書きは完了。

3)リキッドアイブロウで眉毛を1本づつ描き、毛流を強調しましょう。少し太く濃い毛を植え込むように描き込みます。眉の下のまぶたに、無造作に生えたふうの眉毛を数本描き足すとリアルに仕上がります。

毛流をさらに強調するなら、眉マスカラで眉毛が上向きになるように塗布します。今回は黒々とした眉毛を強調したいので、眉マスカラの代わりにマスカラで代用することもできます。マスカラをティッシュに挟み、液を軽く押さえ拭きしてから使用すると、ダマにならずに仕上がります。
自然な感じは残しつつ、精悍さをプラスしたダンディな眉メイクに仕上がりました。眉と目の両方が強くなってしまわないように、アイメイクはナチュラルにしておきましょう。

Before
Before
After
After


また、もともと眉毛が太く濃いのでどうしてよいかわからない、といったご相談を受けることもあります。これまでは自然に仕上げる方法をお教えすることが多かったのですが、マスクが顔の一部となった今、その眉を生かすことをおすすめしたいと思います。眉マスカラで眉毛を上向きにブラッシングするように塗布してみましょう。簡単に凛とした印象に仕上がりますよ。
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