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2021.10.29

美人の教科書 第46話 アイライン効果「上品和風アイ」

目もと

美人の教科書は、絶対知っていると得をする美容情報をお伝えするコーナー。 ちょっと視点を変えたアイデアで、あなたのキレイを応援します!


いまどき風のエレガンス「上品和風アイ」。

きちんとしているのに派手さはなく、自然で清楚な雰囲気の人がいます。勢いのある強さはないけれど、ひとつ筋の通ったやさしさを漂わせる今風の和風さ加減。「ほどよい」とか「ちょうどよい」感覚、これは日本人が好む感覚なのです。周りと協調している雰囲気が好感度を高めるのでしょうね。そんなふうに、上品で、私たちの感覚に寄り添うようなアイメイクテクニックをご紹介いたしましょう。



メイクは「水平」を意識して行います。まぶたには、サーモンピンクなどほんのり黄みを感じるやさしい色のアイカラーをぼかします。質感はややマットでしなやかに肌に貼りつく、シフォンタッチのものを選びましょう。大粒のパールが配合されてギラギラしたようなものは避けてください。

【アイライナーテクニック】
1)目の際をしっかり埋めたいので、黒のペンシルアイライナーを使用します。まつ毛の間を少しずつ埋めながら、上まぶたの際を塗りつぶしていきます。アイラインは、細くてもまつ毛の間を丁寧に埋めることが大事。かつ、しっかり濃く真っ黒になるように描きましょう。この両方を守って描くことは意外と難しいので、一度ラインを引いたら目を開けて正面からチェックしてみてください。まつ毛の間に地肌が見えないか確認し、少しでも見えていたら描き足すこと。ペンシルタイプの中でも、なめらかに描けてにじみにくいジェルタイプがおすすめです。

2)まつ毛の間をきちんと埋めることができたら、目尻を描きます。目頭と目尻を結んだ線上(緩やかに上昇していますがほぼ水平)に、すっと直線的に描きましょう。下まぶたのラインはあえて描かないことで頬がすっきりと見え、落ち着いた印象に仕上がります。
まつ毛はカール「しすぎない」ことが大事。正面から鏡で見た時に、まつ毛が瞳にかからない程度のゆるいカールにとどめましょう。
マスカラも上まつ毛にのみ塗布します。正面から見るとアイラインにまつ毛が重なって見え、目線を落とすと何とも言えない美しさが漂います。



眉やチークカラーも、水平を意識して描くと目もととのバランスが取れます。落ち着いた大人の雰囲気を出したい就活や入社式、お子様の入学式や卒業式などにも有効です。もちろんお着物にもしっくりと似合います。メイクのレパートリーとして覚えておくと便利です。
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