2022.05.16
美人の教科書 70話 心を満たすスキンケア「化粧水でこころも潤う?」
肌
美人の教科書は、絶対知っていると得をする美容情報をお伝えするコーナー。 ちょっと視点を変えたアイデアで、あなたのキレイを応援します!
化粧水のパワーを、もっと味方につける。
肌は本来自らうるおう仕組みを持っていますが、さまざまな刺激によってうるおいを保てなくなり、乾燥をはじめとする肌トラブルを引き起こしてしまいます。スキンケアをすることで失われた水分や皮脂を補うだけでなく、肌本来の機能の回復もサポートできるのです。
化粧水をつけるのは、手のひらでもコットンでも構いません。要はすみずみまでまんべんなく水分が行き渡ることが重要です。今日はコットン使用をおすすめしたいと思います。その理由は肌へじっくりとムラなく塗布でき、心地よいひんやりとしたみずみずしさを堪能できるから。
使用量がわかりやすいつけ方がありますので、ご紹介しましょう。
コットン1枚を横長に持ち、中指の上に置き、人差し指と薬指で挟みます。そしてコットンの中心部(中指の上全体)に化粧水を含ませます。乾いたコットンが肌に直接触れないようにたっぷりと、これが適量になります。コットンは細かな繊維が筋状に重なり合ってできていて、横長方向に繊維が走っているものが多いため、使用中にコットンが毛羽立ちやすいと感じたら、持ち方が間違っている場合がありますので確認してみてくださいね。
まずは頬、目の下からスタートします。顔の中心(鼻の横)から外側(耳の前)へ向かって、赤ちゃんの肌にやさしく触れるような力加減でゆっくりとすべらせます。そして1cmほど下へずらし、同様に内側から外側へ。だいたい3~4ストロークくらいでアゴ先から耳の下へたどり着くと思います。
次は顔の上半分です。鼻の付け根からまぶたを経由してこめかみへ、額も中央からこめかみへ2ストロークほどで。左右が終わったら、顔の中央である鼻と口のまわりを際までやさしくなじませます。
そして首も忘れずに。アゴ先から胸元へ下方向に、少し外側へずらして同様に。最後に耳の下から首の側面を通って鎖骨へなでおろします。首へ塗布する際は、アゴを高く上げて行うと気持ちも安らぎます。
最後に、コットンに残った化粧水を両手のひらにもつけ、目鼻口をおおうようにやさしく押さえて浸透を促します。キレイになぁれ、キレイになぁれとうるおいに満ちた肌を思い浮かべながらハンドプレスしましょう。呼吸に合わせて少しずつ手のひらを外側にずらしながら、顔全体をゆったりとした気分で押さえます。そして耳の前を通って鎖骨へやさしく流します。
ここまでで1分30秒ほどです。ゆっくりとした動きでなじませることで、乾いた角層へじっくりと化粧水を届けていくことができます。だまされたと思ってこの行程を実行していただくと、いつもと同じ化粧水とは思えないほど肌がうるおっていることに気づかれると思います。
時間がない時はローションマスクもおすすめ。特にお風呂上りなどは、ドライヤーをしている時間を使って行う「ながらローションマスク」はいかがでしょう。忙しい方や面倒くさがり屋さんにはもってこいのケアですね。
スキンケア動画はこちらから