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メンズの肌の特徴と適切なスキンケアとは

Skincare/スキンケア

最近、「男性のメイク」とか「メンズ美容」という言葉を、雑誌やSNSなどで目にする機会が増えてきましたよね。
興味はあっても、何となく「女性っぽく見られそう」、「気になるけど恥ずかしい」、「誰に相談したらいいのか分からない」などさまざまな気持ちがあるかもしれません。


実際にスキンケアを使って体感してみると、「ビューティってこういうことか」と少しでも知るきっかけになって、毎日の生活が少し充実して、楽しくワクワクしてくる。そんな気持ちの変化が起きてくるのかもしれません。

ちょうどこの記事が掲載される頃は夏まっただ中。今年も暑くて、ムシムシして寝苦しい日が続きそうですよね。
そんな暑い夏だからこそ少し気分を切り替えるような気持ちでビューティのお話をさせて頂けたらと思います。

夏は日差しを浴びて汗もたくさんかき、蒸し暑さを感じる日が続きますが、実は肌の事にフォーカスすると乾燥しやすい時期になります。
そして肌にとって大敵なことは、実は「乾燥」なんです。

そんな乾燥を防ぐための「スキンケア」について今回はご紹介していきます。

なぜ乾燥が良くないのか?スキンケアは本当に必要なのか?
今回は男性肌に見られる特徴と、乾燥を防ぐための基本的なスキンケアについてご紹介していきます!

男性肌の特徴

ここからは男性肌の特徴について、女性の肌と比較しながらお話しします。


◆皮脂分泌量が違う

男性ホルモンの影響により、皮脂分泌量は女性の2~3倍と言われています。また、加齢によっても大きく減ることはないのが特徴です。(当社研究所調べ)

◆乾燥しやすい

角層の水分量が女性より少なく、乾燥しやすい傾向があります。(特に夏や冬)
また、表皮からの水分蒸散量も女性より多く、バリア機能が低下しやすい傾向があります。

◆弾力が低い

肌の弾力も男性は女性より低いというデータがあります。(当社研究所調べ)
皮脂が多くても、うるおいやハリが不足しやすいのが特徴です。

さらに、日々の習慣や外的要因によっても、男性の肌はダメージを受けやすくなります。

◆習慣的なひげそり

ひげを剃る際に、肌表面の角質や皮脂膜まで必要以上に削ってしまうことがあり、肌あれの原因になることがあります。特に、頬からあごにかけての部位は乾燥しやすくなる傾向があります。

◆紫外線

紫外線対策をしていないと、日常的に肌ダメージを受け続けることになります。
実際、肌の老化の約8割は紫外線が原因とされており、加齢による老化はわずかに2割程度と言われています。

こうした男性肌の特徴や外的な影響をふまえると、毎日のスキンケアがとても大切だとわかってきます。

毎日の肌を整える、スキンケアの基本ステップ

スキンケアの基本は、大きく分けて3つ。「洗浄」「保湿」「紫外線対策」です。
この基本の3つを継続し、肌をいたわっていきましょう。

◆洗浄

洗顔は、スキンケアの基本の「キ」です。 肌に残った皮脂や汚れを取り除き、清潔な状態に整えることが、次のケアの効果にもつながります。寝ている間も皮脂は分泌されるため、朝の洗浄も欠かせません。
泡をしっかり立てて、肌をこすらずやさしく洗うのが基本です。
泡立てないタイプの洗顔料もありますが、いずれの場合も“こすらずやさしく”が大切です。洗う際は、水またはぬるま湯を使い、すすぎ残しのないよう丁寧に流しましょう。
洗顔後は、タオルで軽く押さえるようにして水分をふき取ります。

◆保湿

洗顔後の肌は、うるおいが逃げやすく、乾燥しやすい状態になっています。そのままにしておくと、肌のバリア機能が低下し、外的刺激を受けやすくなることも。
化粧水で水分を与え、乳液やクリームでふたをすることで、肌のうるおいを保ちやすくなります。
商品によって使い方に違いがありますので、表示や説明を確認しながら取り入れてみてください。

◆紫外線対策

紫外線は、シミやくすみ※1など、肌にさまざまな影響を与える要因です。
特に男性は、日常的に日やけ止めを塗る習慣が少ない傾向があり、気づかないうちに肌に負担をかけてしまうこともあります。
曇りの日や冬でも紫外線は降り注いでいるため、季節や天候に関わらず、日常的に対策を続けることが大切です。

日やけ止めは、肌にムラなくたっぷりと塗ることが効果的です。また、汗や皮脂でも落ちやすいため、2~3時間ごとの塗り直しも効果を保つためには重要です。



ここまで、男性肌の特徴、スキンケアの基本についてお話ししてきました。

スキンケアで大切なのは、肌の乾燥を防いで、肌を健やかに保つこと。
肌のコンディションが整うと、清潔感が高まり、周囲にも好印象を与えやすくなります。


この記事を読んで、少しでもスキンケアに興味を持っていただけたら嬉しいです。
「化粧水から始めてみようかな?」くらいの軽い気持ちで、ぜひビューティにトライしてみてください。
夜はしっかり、朝は軽めに。そんなふうに、自分のペースで続けることが、スキンケアを習慣にする一番のコツかもしれません。

※乾燥による
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