2020.01.31
奇跡の63歳!美容のプロ天野佳代子さんの若さの秘訣 美肌を手に入れる逆転発想! 「朝美容」
スキンケア
こちらの女性、何歳に見えますか? なんと実は、63歳!!
テレビ番組『マツコ会議』に出たことがきっかけとなり奇跡の61歳(当時)と一躍話題の人となった、美容エディターの天野佳代子さんです。
今回は、エイジング悩みはもちろん年齢さえも巻き返してしまう、今までの常識をくつがえす美肌術をお届けしますので、ぜひお楽しみに♪
夜より朝こそしっかり!
「天野佳代子さんの朝美容メソッド」
例えば、若々しい肌の要は保湿よりも落とすことだと思っていますし、大人はほどほど行えばいいという角質ケアに関しては毎日行っています。
そして今回、テーマにもなっているように、スキンケアは夜しっかり、朝あっさりというイメージがありますが、私はいろいろな美容に携わってきた経験から朝のケアにいちばん力を注いできました。 朝の方が断然効果を実感しやすいですし、ファンデーションのノリも持ちも良くなり、日中のダメージからも肌をしっかり守れますから。
ただ、忙しい朝に面倒なことは続けられないので、下記のプロセスを“ながら美容”で行うように。自分で見ても楽しくなるほど肌が変わっていくので、ぜひ試してみてください」
●ステップ1 大人は毎朝の「酵素洗顔」で肌の生まれ変わりをスムーズに
だって落とさないとスキンケアは入っていきませんし、何よりすっきりして気持ちがよいですから。
特に、酵素洗顔料を使うとメイクノリが確実に変わり、年齢とともに遅くなる肌の生まれ変わりがスムーズになり肌調子が格段にアップしますよ。酵素洗顔料は軽く泡立て、顔全体をソフトに洗いつつ、小鼻まわりや生え際、フェイスラインも忘れずに」
●ステップ2 スキンケアの効きが格段に上がる、洗顔後すぐの「プレ美容液」
プレ美容液をはじめ、スキンケアをなじませる時はすべて、ソファーに寄りかかりながら上を向きながら行うように。キュッと肌が引き上がるような、そんな嬉しい実感が得られるんです」
スキンケアを浸透させている間に、朝支度&仕事タイム
「肌上のスキンケアがなじんでいない状態で、どんどん重ねてしまうと、メイクのノリが本当に悪くなりますし、日中の乾燥も呼び込んでしまうから要注意!
プレ美容液、化粧水、美容液、乳液の間は3分ぐらい置いて、時間差でなじませていくのがポイントです。私は、なじませている間に、出かける準備をしたり、仕事をしたり、コーヒーを飲んだりして、忙しい朝のショートカットをしていますね(笑)」
●ステップ3 化粧水は潤いで満タンになるまで、ゆっくり縦づけで入れ込む
この化粧水をつけた後の肌が、自分的にはいちばん好き。また、乾きやシワが気になる額、目の周り、口もとのシワには、指の腹で丁寧に重ねるように。
私はアイメイクが好きなのですが、まぶた上にも潤いを行き渡らせると、発色がより美しくなるんですよ」
肌疲れが取れない日や前の晩にきちんとケアできなかった朝はシートマスクの出番
「肌の疲れが取れていないと感じた時や乾燥が気になる時、また前の晩にきちんとお手入れができなかった朝に、私はシートマスクを使います。表情を大きく動かしても大きな動作をしても密着したまま剥がれないタイプを選び、仕事や掃除、洗濯をしながら時短するように。
また、袋の中にたっぷり美容液が余ってもったいないので、手持ちのコットンに浸して、目や口周りなど乾燥する箇所に重ねづけすると、効果が倍増するのでぜひ!」
【POINT ITEM】
和漢美容液成分をたっぷり配合した加圧美白マスク。肌をぐっと引き締め、透明感を引き上げ。
雪肌精シュープレム ホワイトリフト マスク
15mL×1枚入(ノープリントプライス・医薬部外品)/コーセー
●ステップ4・5 美白とシワ対策ものの美容液でお悩みケアをした上から、乳液でフタを
大人の肌はどんどんくすんでいきますので、例えシミがなくても美白美容液は年間を通じて取り入れたいもの。また、気になるシワやたるみをケアする部分に、シワ美容液を集中的に塗り込むことも若々しさをキープするのに欠かせません。
美容液を塗り終わったら、入れ込んだ潤いにフタをするように乳液を顔全体になじませ、両手でプレスすれば完了です」
【POINT ITEM】
潤いヴェールで包み込む美容乳液。
インフィニティ
コンセントレート エマルジョン Ⅱ
120mL(ノープリントプライス)/コーセー
クリアな肌に導く進化系 コウジ酸美白美容液。
ONE BY KOSE メラノショット ホワイト
40mL(ノープリントプライス・医薬部外品)/コーセー
ハリと輝きで満たす、シワ改善美容液。
アイピー ショット アドバンスト
20g 11,000円(医薬部外品)/コスメデコルテ
ヘア&メイク/広瀬あつこ 撮影/天日恵美子 取材・文/中島 彩
●今回お話しを聞いたのは
美容エディター・美的GRAND編集長
天野佳代子さん
1957年生まれ。20代で美容ライターとしての活動をスタートし、小説の執筆や音楽業界での執筆活動、 美容専門誌「美的」のエディトリアルディレクターを経て、大人の女性をターゲットにした美容専門誌「美的GRAND(グラン)」を創刊し、編集長に就任。
美容業界の姉御的存在で、さまざまな媒体や講演に出演するなど活躍の場を広げつづける。初の著書「何歳からでも美肌になれる!」(小学館)が5度の重版を経て 大ヒット中。
Instagram:@kayoko_amano0212
美容業界の姉御的存在で、さまざまな媒体や講演に出演するなど活躍の場を広げつづける。初の著書「何歳からでも美肌になれる!」(小学館)が5度の重版を経て 大ヒット中。
Instagram:@kayoko_amano0212