寝ている間にも進む、バストのエイジング。ナイトブラ、つけてますか？
ボディケア
年齢を重ねるにつれてだんだんと、削げて、垂れて、流れる...バストもエイジングが進んでいるのです。日中はしっかりブラをしているものの、寝ている間は放置という人が多いのではないでしょうか？ 今回、注目したのは「ナイトブラ」。バストの加齢変化についてやナイトブラの機能などを、ワコール広報・村田美紀さんにお聞きしました。
加齢で変化していくバストのメカニズムとは？
（提供／ワコール人間科学研究所）
「バストは"乳腺"と"脂肪"、そして、それらをまとめるようにして支える"クーパー靭帯"などからできています。若い頃のバストは、脂肪より乳腺の割合が多いのですが、加齢によってホルモンバランスが変化し、脂肪の割合が増えていきます（資料1参照）。すると乳房に重みが加わるうえ、柔らかくなるので垂れやすくなります。また、バスト自体にかかる重力と、揺れなどの外部刺激が継続すると、クーパー靭帯にストレスがかかり伸びてしまいます。クーパー靭帯は一度伸びると元に戻りません。さらに加齢とともに皮膚の弾力も低下し、バストを支える力が弱まる...こうした理由から、垂れや左右に流れるといった変化が起きていくのです」（村田さん）。
バストは3つのステップでエイジングしていく
【ステップ0】バストは丸い形。垂れていない。
【ステップ1】バスト上部のボリュームが落ちる（脇側が削げる）。
【ステップ2】バスト下部がたわみ、乳頭が下向きになる。
【ステップ3】バストが外に流れる。バスト自体が下がる。
資料2：20代と40代が同じブラをつけた場合
（提供／ワコール人間科学研究所）
「これは年齢を目安にしたものではないのですが、20代のバストはステップ0に近く、40代はステップ1、2であると実感している割合が多いです。体重や洋服のサイズが変わらないから、バストも変わっていないと思われている方が多いと思いますが、それは間違い。やはり肉質が変わったり、エイジングによってバージスライン（バストの底辺）が広がってくると、脇のお肉まで入れるにはカップサイズの調整や自分のバストに合うブラのパターンが変わることも。体型やバストの形の変化もチェックすることが大切です」（村田さん）。
上の写真、バストのサイズは2人とも同じ。バスト上部のハリ感や弾力、下垂などが影響し、40代の方は隙間があいてブラがきちんとフィットしていません。このように、サイズが変わらなくてもエイジングによってバストは変化しているのです！
寝ている間は"ナイトブラ"で老け胸対策を！
「揺れによってクーパー靭帯が伸びてしまい、下垂の原因につながります。そうならないためにも、夜寝る時もバストを揺らさない方がよいです。ある調査結果によると、一晩の寝返り回数は、女性は平均16回、手足の位置を変える程度であれば平均158回も体を動かしていることが分かっています。このことからも、寝ているからといってバストが動いていないとは言えないのです。ナイトブラは、睡眠中に重力で引っ張られるバストを優しく包み込むように支え、適正な位置に安定させます。そして不快感をやわらげることで、心地よい眠りへ誘うという役割も。美胸をキープしていくには、年齢を問わず、夜はナイトブラの着用をおすすめします」（村田さん）。
ナイトブラと昼用ブラの違いとは？
＜おすすめのナイトブラはこちら！＞
下カップのサポート力があり、くつろぎタイムなど立っている時のバストもここちよく支えられる構造。3Lサイズのバックは二重構造になっており安定感アップ。
肌触りが柔らかく、しなやかにフィットする伸縮タイプのレーヨン混パイルを使用。すっきりとしたデザインと優しい色合いで大人でも選びやすい。
アラフォーこそハリのあるフェイス＆パーツケアを！
加齢でゆるんだフェイスラインを、つけた瞬間からグッと持ち上げるようなハリ・弾力感をもたらす、ライスパワーNo.11をはじめとする｢保湿成分｣をたっぷり配合。うるおいで肌をギュッと満たして、いきいきとした上向きの肌に育てます
口もとやあごまわりのもたつきが気にならないハリのある肌に整え、たっぷりのうるおいでもっちり弾力肌を目指す、「活潤リフトエッセンス」 や、年齢を感じさせやすい手肌をいきいきとハリのある肌に整える「活潤ハンドクリーム」 でのフェイス＆パーツケアもおすすめです。
