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2020.03.06

座ったままでOK! 【1日3分】肩こり改善ストレッチ

ボディケア

#肩こり、くすみ、血行不良、頭痛、ボディケア

現代病とも言われる「肩こり」。若い頃は肩なんてこらなかったのに…という方も多いのでは。長時間のデスクワークやスマホなど、首や肩に負担は年々、増加傾向に。
実は、マンネリ化すると顔のくすみや頭痛の原因になっていることも。そんな、ツライ肩こりをフッと楽にする簡単ストレッチを、ビューティーインストラクターのMikuさんに教えてもらいました。


日々の何気ない行動が肩こりの原因に!?
今すぐできる生活習慣チェック

□血流が悪い
□ずっと同じ体勢でいることが多い
□姿勢が悪い
□運動不足
□バッグを同じ肩ばかりに掛けている
□ストレスを感じやすい


肩こりの原因は、日々の生活習慣にあるといっても過言ではありません。上のチェックシートに当てはまる人は要注意! 痛みなどの自覚症状がなくても、「隠れ肩こり」になっているかも!?
「肩こりは、よくある悩みだけに"たかが肩こり"と甘く見がち。でも放っておくと慢性的になり、頭痛や吐き気、不眠などにつながります。また、顔のくすみやくまなども、肩こりによる首・肩の血行不良が関係していることもあるんですよ」とMikuさん。オフィスで椅子に座ったままでもできる簡単なストレッチを教えていただいたので、早速チャレンジしてみましょう!

猫背も改善!背中の筋肉をほぐすストレッチ

肩こりの原因は、首周りの筋肉だけではありません。背中や脇の下、二の腕など、上半身全体の筋肉のこわばりが、肩のコリにつながっているんです。 そこで、まずは背中の筋肉をほぐすことからスタート。背筋がしゃんと伸びて、猫背も改善されます。


①頭を上から引っ張られているイメージで背筋を伸ばし、椅子に座る。胸の前で両手を組み、ひじを肩の高さまで上げる。このときの目線は正面。


②息を吐きながら背中を丸め、両手を前に突き出す。このときの目線はおへそ。息を吐ききったらゆっくり元の姿勢に戻す。これを5~6回繰り返す。

ダイエットにも効果的!
脇の下の筋肉をほぐすストレッチ

次は脇の下のストレッチ。ここの筋肉をほぐすと肩の動きがよくなります。また、リンパがたくさん集中しているところなので、リンパの流れがよくなり、ダイエットにも効果的です。


①「背中の筋肉をほぐすストレッチ」の②の姿勢から、息を吐きながら両手を斜め左前45°の方向に突き出す。


②息を吸いながら両手を右へゆっくり平行移動し、右側も同様に行う。この往復を5~6回繰り返す。


③両手を天井につけるイメージでまっすぐ上に伸ばし、10秒程度キープする。

ほっそり二の腕も叶う!
肩~二の腕の筋肉をほぐすストレッチ

最後は、肩~二の腕の筋肉をほぐします。腕の筋肉は思っている以上に疲労がたまっているので、入念にケアしたいところ。肩こり解消だけでなく、憧れの〈ほっそり二の腕〉も手に入ります!


①両手を頭の後ろで組み(頭の後ろに手を添えてもOK)。息を吐きながら左肘を上に、右肘を下に引っ張るイメージで左の二の腕を伸ばす。このときの目線は左上


②息を吸いながら元の姿勢に戻し、右側も同様に行う。これを5~6回繰り返す。


③最後に、身体の後ろで両手を組み、まっすぐ正面を見る。両手を斜め下に引っ張り、胸を前に突き出すイメージで両腕を伸ばし、10秒程度キープする。


<今回お話を聞いたのは>
ビューティーインストラクター
Mikuさん
オーストリアでヨガのインストラクターとして活動した後、ヨガの本場であるインドに学んだ後に帰国。日本でも数少ないRYT500の指導資格をもつインストラクター。骨盤調整、ピラティスなどの幅広いフィットネスの知識を活かし、女性らしくしなやかで美しいカラダづくりを得意とする。 「カラダが美しく健康になるだけではなく、心まで。」を大切にし、モデルやタレントを始め多くの著名人からも支持されるビューティーインストラクター。

Photo : Kentaro Oshio
Text : Tomoko Kodama
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