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2020.06.16

座ったままで全身運動!【1回1分】運動不足解消ストレッチ

ボディケア

#運動不足#ストレッチ#下半身太り#ダイエット#ボディライン

自宅で過ごす時間が長くなると、運動不足が心配。とはいえ家の中できることには限りがあるし、マンションなどの場合は階下への騒音も気になります。そこで今回ビューティーインストラクター・Mikuさんに教えてもらったのは、椅子に座ったままできるストレッチ。「座ったまま」と言っても全身動かせるので、下半身太りに悩む人も必見です!


【基本の姿勢】意識するだけで下半身ダイエットに!?

「骨盤を立てる」座り姿勢をマスター!





まずは基本の姿勢を覚えましょう。椅子に深く腰掛け、背中とお腹をまっすぐ伸ばします。すると、骨盤が立って正しい位置に。これだけでも下半身のダイエット効果が期待できます。
また、この姿勢をキープすることで「骨盤底筋」も鍛えられます。これは骨盤内にある子宮や膀胱、直腸などの臓器を正しい位置に保つ筋肉。女性ホルモンと関係しているとも言われ、女性は特に大切です。
座り姿勢は立ち姿勢よりも体に負担がかかると言われていますが、これは長時間座っていても負担がかかりにくい姿勢です。初めのうちは辛いと感じるかもしれませんが慣れると楽になるはずなので、普段から意識するようにしてみて!

【step1】「もも上げ」で腸腰筋を鍛え、綺麗なボディラインに!

腸腰筋とはインナーマッスルのひとつ。上半身と下半身をつなぐ筋肉で、綺麗な姿勢を保つのに欠かせません。衰えると姿勢が悪くなるだけでなく、ヒップが垂れたり、下腹がぽっこりしたり、ボディラインが崩れてしまうのでしっかり鍛えましょう。このストレッチは太もも前面にある四頭筋も刺激でき、足痩せにも効果的です。


(1) 基本の姿勢をとる。

(2) 太ももをお腹に引きつけるように右足を上げる。この時背中が丸まらないように注意。

(3) 右足を下ろし、左足も同様に行う。これを15回繰り返す。

【step2】「座ったままクロスクランチ」で全身運動!

次は、座ったまま行うクロスクランチです。【step1】と同様にインナーマッスルや太ももを鍛えられるほか、お腹をねじって腹斜筋を使うことで「くびれ」、肩周りの筋肉(肩甲骨・三角筋・二等筋)を動かすことで「肩こり」や「二の腕」にもアプローチすることができます。


(1) 基本の姿勢をとり、両手を頭の後ろで組む。

(2) 息を吐きながら右ひじと左ひざをつける。

(3) 息を吸いながら元の姿勢に戻す。反対も同様に行う。これを10回繰り返す。

【step3】「足上げ腹筋」で下腹部にアプローチ

最後に行うのは腹筋。足上げ腹筋は、日常生活でなかなか鍛えられない下腹部を効率よく刺激できます。両足を浮かすので安定感のある椅子を使い、安全面に気をつけて行ってください。


(1) 基本の姿勢をとり、お尻の後ろに両手をつく。

(2) 両足を揃えたまま持ち上げ(少し持ち上げるだけでも十分効果があるので、無理のない範囲でOK)、20秒キープ。この時できるだけ背中をまっすぐ伸ばす。

(3) ゆっくりと両足を下ろす。これを3セット行う。
<今回お話を聞いたのは>
ビューティーインストラクター
Mikuさん
オーストリアでヨガのインストラクターとして活動した後、ヨガの本場であるインドに学んだ後に帰国。日本でも数少ないRYT500の指導資格をもつインストラクター。骨盤調整、ピラティスなどの幅広いフィットネスの知識を活かし、女性らしくしなやかで美しいカラダづくりを得意とする。 「カラダが美しく健康になるだけではなく、心まで。」を大切にし、モデルやタレントを始め多くの著名人からも支持されるビューティーインストラクター。

Photo : Shusei Arima
Text : Tomoko Kodama
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