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2020.03.13

おいしく食べて、免疫力もアップ! あさりとカリフラワーの塩麹スープ

レシピ

気候がよくなってきたとはいえ、風邪やウイルス、花粉症など、まだまだ油断ができないこの季節。栄養たっぷりのおいしい料理で、免疫力をあげましょう! 今回は、免疫力アップ食材「あさり」を使ったレシピを、フードスタイリスト・植木俊裕さんに教えてもらいました。


免疫力や新陳代謝の働きを助ける「亜鉛」が豊富な「あさり」

潮干狩りのシーズンに入り、旬を迎える「あさり」。その小さな身には、美容や健康にいい栄養素がたっぷり含まれています。なかでも今回注目したいのは、免疫力アップに欠かせない「亜鉛」や「ミネラル」。とくに亜鉛は日本人に不足しがちな栄養素なので、積極的にとりたいところ。効果的に摂取するには、ビタミンCが豊富な食材と一緒に食べるのがおすすめです(カリフラワーにはビタミンCが豊富!)。 また、加熱したとき出る汁に栄養素やうまみ成分がたくさん入っているので、煮汁までおいしく食べられるスープは特におすすめ!

さらに、そこに植木さんの「ややはつ」レシピでひと工夫! 「ややはつ」とは 野菜・薬味・発酵食品をテーマに3つの頭文字をとったレシピです。今回は、野菜に「カリフラワー」、薬味に「しょうが」、発酵食品に「塩麹」を使用しました。この「ややはつ」をベースに、薬味や発酵食品を変えるだけでも料理のバリエーションが広がるので、ぜひトライしてみて!

「あさりとカリフラワーの塩麹スープ」

◆材料(2人分)◆

 
・あさり 250g
・カリフラワー 半分
・インゲン豆 5個
・しょうが 1片(20g)
・玉ねぎ 半分
・オリーブオイル 大さじ2
・塩麹 大さじ2
・黒こしょう 少々
・水 700ml

◆作り方◆



1. あさりは海水程度の塩水につけ、砂抜きをする。カリフラワーは芯を取り、一口大に切る。インゲン豆はヘタを取り、3等分にする。しょうがは細切りに、玉ねぎはみじん切りにする。

2. 鍋にオリーブオイルと玉ねぎを入れ、中火で2~3分炒める。あさりとカリフラワーを入れて軽く炒め、あさりの口が開き始めたら水を入れる。沸騰したら塩麹としょうが、インゲン豆を入れて混ぜ合わせる。インゲン豆に火が通ったら皿に盛り、お好みで黒こしょうをふる。
 

【ポイント】

 
 

顆粒だしなどを使わなくても、あさりと玉ねぎでしっかり出汁を取り、塩麹の塩けと甘さを足せば、ナチュラルな風味のおいしいスープに仕上がります。

 
今回お話を聞いたのは
植木俊裕さん
長野県佐久市出身。グラフィックデザイナーを経て料理家・フードスタイリストに。デザイナー時代からインスタグラムで料理レシピと写真を投稿し人気に。著書に『とりあえず野菜食BOOK』『盛りつけエブリデイ』がある。 器ブランド「SOROI」のデザイン・プロディース。
地元長野県佐久市にあるコミュニティースペースTELTの立ち上げ、運営に参加。地域活動も行っている。
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