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2020.10.02

ビタミンたっぷり! 寒い日に食べたい かぼちゃのニョッキグラタン

レシピ

#グラタン#かぼちゃ#レシピ#抗酸化作用#ビタミンC

寒い季節は体をポカポカにしてくれるメニューで乗り切りましょう! 10~12月にかけて旬を迎えるかぼちゃは、抗酸化作用のあるベータカロテンやビタミンCを豊富に含んだ、美容サポートにもぴったりな食材。今回は、かぼちゃをもっちりとした食感のニョッキにし、グラタンに仕立てた体が温まるひと皿の作り方をご紹介します。


かぼちゃのニョッキグラタンの作り方

◆材料 (2人分)◆



●ニョッキの材料
・かぼちゃ 220g~230g程度
・小麦粉 50g
・パルミジャーノ・レッジャーノ 10g
・卵黄 卵1個分
・塩・コショウ 少々
・ナツメグ 少々

●グラタンの材料
・ベーコン 50g程度
・生クリーム 1パック
・塩・コショウ 少々
・とろけるチーズ 適宜
・バター 適宜

◆作り方◆



▼まずはニョッキを作る!

1. かぼちゃを、種、皮付きのままアルミホイルで包み、220℃で予熱したオーブンに入れて45分ほど焼く。竹串などを刺してすっと通ればOKです。火の通りが足りない場合は焼き時間を多少延長してください。

2. 加熱したかぼちゃは、種、皮を取り除き、実の部分を計量して200g使用。(実が余分に残ったらグラタンの具材などにご使用ください)ザルなどで裏ごししてボウルに入れる。

3.「ニョッキの材料」のうちパルミジャーノはすり下ろし、その他の材料と共にかぼちゃが入ったボウルに入れ混ぜる。このとき、スケッパーやヘラなどを使って切るように混ぜてください。練るように混ぜるとグルテン(粘り成分)が出て生地が固くなってしまいます。



★POINT★
スケッパーを縦に持ち、切るようにしてさっくりと混ぜ合わせます。

4. 粉っぽさが無くなるまで混ぜたら、生地をひと塊にしてラップで包み、冷蔵庫で1時間程度休ませる。

5. まな板などに打ち粉(小麦粉)をし、4.の生地を4等分に分ける。1/4にした生地はそれぞれ板の上で転がして、親指ほどの太さに細長くのばし、一口サイズにカット。それを写真のように、フォークに押し当てながら転がしてニョッキを成形します。



★POINT★
一口大にカットした生地は、写真のようにフォークの裏側に押し当てて転がし成形します。

6. 鍋に1Lの水、10gの塩を入れて沸騰させ、成形したニョッキを中火で茹でる。沈んでいたニョッキが浮いたら茹で上がりです。すくって湯切りし、熱いうちにオリーブオイルを少し回しかけておくとくっつきません。

▼茹でたニョッキをグラタンに

7. フライパンにサラダ油を薄く引き、ベーコンを炒める。

8. 耐熱皿にバターを塗り、ニョッキ、炒めたベーコンを盛り付け、塩、コショウを振る。生クリームをニョッキが浸るほど注いだら、上にとろけるチーズをのせ、220℃で予熱したオーブンへ。7~8分焼いて、表面がこんがりしたら完成。

レシピを教えてくれたのは
佐藤裕介シェフ
イタリア、ピエモンテの星付きレストランで研鑽を積み、現在は南青山の「アンティカ・トラットリア シュリシュリ」でシェフを務める。お店で大評判のデザートであるモンブランは、土台をサクサクのメレンゲで仕立てた伝統的なイタリア式。今回のレシピと是非食べ比べしてみたい!

Photo:Yoshihito Ishizawa
Text:Kaori Terasawa
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