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削げ、垂れ、離れにSTOP! “老け胸”対策エクサで若々しいバストをキープ

スキンケア

#アラフォー #エクササイズ #バストケア

ヤセたわけでもないのにデコルテが寂しい、ブラのカップに入れる胸にハリがない...。肌やボディライン同様に、バストもエイジングしていくのです。そんなアラフォーならではのお悩みに、美乳研究家・MACOさんがアドバイス。生活習慣の見直しと簡単エクササイズで、ハリのあるバストを取り戻して!


加齢とともにバストも老化。形も感触も変わっていく

そもそも、バストが老化するというのは、どういうことなのでしょうか? 「バストは、土台となる筋肉の上で、靭帯と皮膚が乳房を支えています。筋肉や皮膚はケア次第で改善することができますが、バスト内部に存在する"クーパー靭帯"はゴムのようなもので、伸縮を繰り返しているとダラッと伸びきってしまいます。伸びきったゴムが元には戻らないように、靭帯も完全には再生しません。となると、日常的に伸ばさない心がけが必要で、不要に揺らさないことなどが大切になってきます」(MACOさん)。

このようなバストの構造も、加齢によって変化があらわれます。 「クーパー靭帯へのストレスの他、筋肉や皮膚の衰え、加齢によるホルモンバランスの乱れでハリのあった乳腺がしぼんで脂肪が増えるなど、バストは年齢とともに変化。形も感触も変わっていきます」(MACOさん)。

☑ PCやスマホを長時間見る
☑ ノーブラで過ごす
☑ カップ付きキャミを愛用
☑ ストレスを溜めがち
☑ 冷え性
☑ 糖分の多い食事
☑ 睡眠不足
☑ 入浴はシャワーだけ
→チェックが多くつくほど、老け胸を加速させている可能性、大。
「PCやスマホに向かう時間が長いと、姿勢が前かがみになり、肩が前に出ることでバストのハリがなくなって垂れます。ノーブラは、胸の大きさに関わらずNG。歩くだけでもバストは揺れ、クーパー靭帯が伸びやすくなるからです。カップ付きキャミはリラックスタイムにはOKですが、活動する日はホールド力が足りないので避けた方がよいでしょう」(MACOさん)。

毎日の食事や睡眠も、美乳キープに深く関連

「糖分過多の食事は、糖化を促進させるので皮膚のたるみにつながります。冷たい飲み物や化学添加物なども、体を冷やしバストには悪影響。また、睡眠中(特に入眠後3時間)は、成長ホルモンが分泌されやすいので、ぐっすり眠れる環境が健康的なバスト作りに欠かせません」(MACOさん)。

ハリのあるバストを復活させる簡単エクササイズ3種

アラフォーバストの3大悩み「削げ」「垂れ」「離れ」それぞれに効くエクササイズを、MACOさんが伝授。
 

♦土台を作る!


「削げ」バストに効くエクササイズ
 

①両手をお腹の前(胸よりは下の方)で合わせる。小指側は離し、親指の付け根をくっつけるようにする。
②息を吐きながら、親指の付け根同士を押し合う。
③息を吸いながら、親指の付け根の力を抜く。
(10回繰り返す)

♦キュッと上向きに!


「垂れ」バストに効くエクササイズ
 

①イスに腰掛け、背筋を伸ばす。肩甲骨を寄せ、肩だけを後ろに8回まわす。

 

②体の後ろで手を合わせ、指を組む。腕はまっすぐひじを伸ばして、手の平はぴったり合わせたまま、肩を後ろに8回まわす。

 

③体の後ろで手の平をぴったり合わせたまま、今度はひじをぐっと伸ばして胸を張る。あごを上げて斜め45度を見上げ、そのまま舌を突き出す。舌は斜め45度の延長にできるだけ遠くに伸ばすイメージで、後ろの手と引っ張り合うようにする。

♦谷間を作る!


「離れ」バストに効くエクササイズ
 

①二の腕を床と平行になるように上げ、ひじは直角にする。

 

②息を吸いながら、腕と肩のラインが一直線になるように大きく開いていく。背中は肩甲骨を寄せるように。

 

③息を吐きながら、ひじとひじをぴったりくっつけ、バストを中央へ寄せる。腕部分はV字になるように開いた状態をキープ。

 
普段の何気ない行動を改善したり、ちょっとしたエクササイズでバストの老け感をストップさせ、ハリ感は少しづつ変わっていきます。「年齢を重ねたから」と諦めずに、日頃、隙き間時間でトライしてみてくださいね。
 
<取材協力>美乳研究家 MACOさん
プロボクサー、スポーツインストラクターとして活動後、小顔&美乳サロン「MALOOVE」を立ち上げる。独自の小顔美乳メソッド「こがおっぱい®」を考案し、話題に。健康や美容、食、睡眠などに関する資格を多数取得。広い知識を生かし、各種メディアにて監修・アドバイス等を行っている。

https://ameblo.jp/maco329/

 
Text:Mari Aoki(tokiwa)
Illust:Azusa Otsuka
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