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2019.10.11

インナードライとは?見分け方と改善方法

スキンケア

#インナードライ #乾燥肌 #脂性肌 #肌質

大人の女性で「私は乾燥はしていないんです。油っぽいから。」という方のほぼ全員が「インナードライ」である可能性が高いといえます。では、「インナードライ」とはどんな肌なのか、まず確認してみましょう。


インナードライとはどういう状態?


インナードライとは、皮膚表面は皮脂でベタついているのに、角層の水分量が不足していて乾燥している状態です。一見油っぽい肌に見えるのですが、実は、角層の中(インナー)は水分不足で乾燥(ドライ)していることから「インナードライ」といわれています。

一方、脂性肌とは油分も水分も多い状態。肌の水分量が少なく、ごわつきや皮ムケが生じている場合はインナードライの可能性が高いです。

インナードライはどうやって見分けるの?

★過剰に皮脂が分泌していているため、手のひらで皮膚表面を触ると皮脂がついてきます。

私たちの皮膚表面は天然のうるおい成分で作られている「皮脂膜」で覆われ、外的刺激から守られています。皮脂膜とは、水分(汗腺から分泌された汗)と油分(皮脂腺から分泌された皮脂)が混ざったもの。

この水分と油分の分泌量のバランスが良いと、ベタベタもカサカサもしない状態で、肌はもっちりするのです。しかし水分の分泌量が少なく、皮脂が多いとバランスよく混ざらずに、余った皮脂が皮膚表面を覆ったようになります。

★脂性肌とインナードライの違いは?

脂性肌とインナードライは皮脂量が多いという共通点があるためよく間違われます。

他にも共通の特徴として、毛穴が目立つ、ベースメイクがのらない・崩れやすい、などがあります。皮膚表面の皮脂が空気で酸化して赤みがあるケースもよく見られます。
脂性肌とインナードライの違いは、インナードライはかさつき感やガサガサ感があること。この状態が進むと皮ムケも起こります。ゴワつきがあり、肌が硬く、しなやかさもありません。夕方になるとくすみやすいという、時間が過ぎるとより肌状態の変化が気になりやすいのも特徴です。

★乾燥肌とインナードライの違いは?

水分不足は乾燥肌もインナードライも同じですが、乾燥肌は水分も皮脂も少ない状態です。

乾燥肌の場合は手のひらで皮膚表面を触っても皮脂はついてきません。さらに乾燥状態が進行するとインナードライ同様に皮ムケが見られるケースも、もちろんあります。「皮ムケ」の大きな原因は「水分不足」。皮ムケしている場所にクリームをつけると、一時的に皮ムケしている角質が皮膚表面に一旦「接着」されるようになるので目立ちにくくなりますが、すぐに元に戻ってしまいます。皮ムケが見られたら、肌の水分不足状態がかなり進んでいると考えてください。

インナードライになってしまう原因とは?


★間違ったお手入れ
肌は乾燥すると保護作用で過剰に皮脂を分泌するケースが大変多いのですが、この状態を「脂性肌」と勘違いし、乳液やクリーム等のエモリエント成分が多く配合されているスキンケア製品を使用しないことがあげられます。

乳液やクリームが未使用だと、せっかく化粧水で与えた水分も保湿成分もすぐに蒸発し、また乾燥が進みます。乾燥するとまた皮脂が過剰に分泌するという、悪循環が起こっているのです。


★睡眠不足
「成長ホルモン」という言葉を聞かれたことがあると思います。成長ホルモンとは、睡眠中に分泌するホルモンで、皮膚細胞を構成するたんぱく質の合成を盛んにし、細胞に栄養を与え、肌のダメージを修復する働きを持っています。熟睡できて時間もたっぷりとれた翌朝の肌状態は、「やっぱり違う」、と感じた経験をお持ちの方も多いはず。

反対に、睡眠が不足すると成長ホルモンは分泌されなくなるため、肌あれなどの様々なトラブルが起きます。睡眠不足の翌朝は、水分が少なく、過剰に皮脂が分泌される状態に傾きがちになります。この状態もインナードライとなっています。


★偏食
脂質の多いものの摂り過ぎは、皮脂を過剰に分泌する原因となります。おいしい食べ物はたくさんありますが、摂り過ぎに注意してバランスの良い食生活を心がけましょう。


★ストレス
ストレスが強くなると自律神経が乱れ、体に不調をきたすようになります。皮脂の過剰分泌も症状の一つとして起こる可能性は大いにあります。また、血行不良になり、老廃物も溜まりやすくなります。排出されない老廃物は毛穴からも出て行こうとするので、吹き出物もできやすくなります。

インナードライを毎日のスキンケアで改善する方法

★クレンジング料はクリームタイプがおすすめ
硬くなった皮膚に入り込んだベースメイクや汚れをしっかり取り除くことが必要なので、洗浄力の高いクレンジングを選ぶのがおすすめです。

ですがオイルクレンジングは一般的なうるおいまで取り過ぎてしまう可能性も高いため、洗浄力は高いけれども、保湿成分もしっかり配合されているタイプのクリームタイプがおすすめです。油の汚れは油で取ります。クリームタイプなら、保湿成分も配合されているので、肌をやさしくほぐしていたわりながら、キメの隅々に入り込んだ汚れもしっかり取ることができます。

★洗顔料は充分な泡を作って短時間で終了する
水分不足な状態であるインナードライは、本来は剥がれ落ちているべき不要な角質が剥がれ落ちずに皮ムケした状態となり、皮膚表面に残っている可能性が大ということをお話いたしましたが、不要な角質は洗顔料でしっかり洗い流しましょう。

でもゴシゴシ擦ることは肌にダメージを与えますので、力の入れすぎには注意して。充分に泡立てた後、泡をクッションにして内側から外側に向って円を描いていくようしましょう。これで汚れも過剰皮脂もしっかり取れます。時間の目安としては、丁寧に洗顔したとしても20~30秒くらいで終了しましょう。

「丁寧に行う」ことと「時間をかける」ことは、必ずしもイコールではありません。ただし、小鼻などの細かい部分は洗い残しがないよう気をつけてください。

★化粧水は、顔全体にたっぷりと。
はじめにメーカーの推奨する量を、コットンを使用して顔全体につけます。手使用よりもコットンがおすすめなのは、コットンの方が手使用よりも一度に肌に塗布できる化粧水の「量」が多いためです。(コットンの繊維が刺激になる方は、手でも大丈夫です。また手の使用を推奨されている商品もありますので、その場合はメーカーのおすすめの使用方法に準じてください。)

そのあと、皮ムケしている部位、毛穴が目立つ部位、ベタつく部位には手のひらに化粧水を出し、指ですくって重ねづけを。塗布後、手で触れたときに、もっちり感、ひんやり感を感じる状態がうるおい満タンの合図です。

★クリーム
メーカー推奨の基本の量を塗布しましょう。
油が浮きやすい部位は量を減らすか、テクスチャーの軽いものをつけるなど、調整してもOK。とはいえ、全くつけないのはNGです。せっかく頑張って与えた水分が直ぐ蒸発して、また過剰に皮脂が分泌される原因になります。

★「水分保持能を改善」することが近道
角層の水分量を安定させることで、化粧水をたっぷり使うことはもちろんですが、ぜひ取り入れてほしいのが「水分保持能を改善する」お手入れを取り入れること。

「水分保持能」とは水分を抱え込み、蒸発させないようにする能力(力)のことで、いわゆる肌の「保水力」なんです。この水分保持能のパワーは、大きくは細胞間脂質の「セラミド」により保たれています。つまりセラミドが充分にある肌は、水分保持能が高いため、化粧水などで与えた保湿成分を角層内に長時間留めることができ、うるおい状態を長く保つことができます。

反対にセラミドが少ない肌は、一旦保湿成分を取り込みますが、水分保持能が低いために、角層内に保湿成分を長時間留めることができずに、すぐに肌が乾いてしまいます。つまり細胞間がスカスカのザル状態になっているので、保湿力の高い化粧水をつけて保湿したとしても、その効果を長く留めることができないのです。

★水分保持能を改善する有効成分「ライスパワーNo.11」がおすすめ
そこで、ぜひ試していただきたいのが、「ライスパワーNo.11」※という有効成分です。
ライスパワーNo.11は、米から抽出したエキスを、90日間という長い時間をかけて発酵・熟成することではじめて得られる成分です。医薬部外品の効果として水分保持能改善効果が唯一認められている有効成分で継続使用することにより、肌が自らセラミドを産生する能力が高まります。

化粧水などに配合されている保湿成分を蒸発させずに肌内に留める力が格段に向上するため、角層が安定したうるおい環境を維持できるようになり、角層の水分量が増加します。

※全成分名称:ライスパワー®No.11(米エキスNo.11)

いかがでしたか?
インナードライ対策は、「角層の水分量を安定した状態で保つこと」と「与えたうるおいを蒸発させないこと」が基本です。この状態が保たれると皮脂が過剰に分泌する必要がなくなり、油水分のバランスが整います。ベタつき、毛穴の目立ち、赤み、ゴワつきなどなど、肌がドンドンよくなる可能性が大!ですよ。
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