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2020.03.03

オイルクレンジングは肌によくない?よくある誤解とクレンジングの選び方

スキンケア

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オイルクレンジングは肌によくない? オイルクレンジングは肌を乾燥させる?
でも手軽に素早くメイクを落とせるし、できれば使いたい・・・。
そんなあなたに、オイルクレンジングのよくある誤解と選び方をご紹介します。


オイルクレンジングは肌によくない、乾燥させる?

オイルクレンジングは肌によくない、肌を乾燥させる、ということは昔からよく聞かれます。
結論として、「その可能性はある」といえます。これは、オイルクレンジングの洗浄力が高いということがその理由です。

オイルクレンジングの洗浄力の高さは、数あるクレンジング料の種類の中で、トップクラスです。

その理由は2つ。ひとつめは、洗浄力の高い洗浄剤を配合できること(クレンジングの種類によって、洗浄力の高い洗浄剤が配合できないものがあります)と、もうひとつは「油だけ」でできていることにあります。

まず「油だけ」でできていることが洗浄力を高める理由についてお話します。
クレンジングの目的はファンデーションなどの「ベースメイクを落とすこと」ですが、ベースメイク料は、油溶性の成分の配合量が水溶性の配合量よりも圧倒的に多いのが一般的です。オイルクレンジングの油分は、油溶性の成分の配合量が多いベースメイクをしっかり落とすことができます。油溶性のものは同じ油溶性でしか、巻き込むことはできません。これが、オイルクレンジングの洗浄力が高いふたつめの理由です。

そもそもクレンジング料は「落とす」ことが目的なのですから、なぜ洗浄力が高いことが問題となるのでしょうか?そして、なぜ肌によくない、乾燥させる、といわれるのでしょうか?
その理由は、ベースメイク料を落とす以外に、肌のうるおい成分まで取ってしまう懸念があるためです。こちらもよく聞かれることだと思います。なぜそうなのかというと、これは、肌の性質が水と油のどちら寄りか、ということに関係しています。肌はどちらかというと「油寄り」です。皮膚の油(脂)は、オイルクレンジングの油となじみます。このため、必要な皮膚のうるおい成分である肌が持っている油を取り過ぎる可能性もあるということです。

「オイルクレンジングは乾燥肌には不向き」とは限りません

だからといって、オイルクレンジングは乾燥肌の方には適さない、と判断するのは早計です。それは、一口にオイルクレンジングといっても、その洗浄力の高さには差がありますし、また必要な皮膚の油を取ってしまいがちなクレンジングなのかどうなのか、という点についても違いがあるからです。

ベースメイク料と汚れはしっかり取る、でも取り過ぎないようにするためには、どんな洗浄剤を選択し、どのように配合されているかがポイントとなります。(配合される洗浄剤は一つとは限りません。数種の洗浄剤の配合量によっても、洗浄力の高さは異なります)また採用するオイル(油)も重要です。油もその特性はそれぞれ異なり、「ベースメイク料になじみやすい」もの、「ポイントメイク料になじみやすい」もの、「皮脂になじみやすい」ものなど、どんなタイプの汚れをより取り込みやすいかが違います。

「皮脂になじみやすい油」ばかりが配合されていると、皮膚表面の汚れと化した皮脂だけでなく、肌のうるおいとして必要な皮脂を取ってしまう可能性もあります。

このように、配合されている洗浄剤とその配合バランスとの関係、そしてどんな種類の油をどんなバランスで配合するのかによって、商品の洗浄力や、細かくは「何を取るのか」に差が出る可能性は大きいということです。そしてその結果、汚れの取れ方のレベルや、使用後の肌状態にも差が出てきます。そのため、肌に合うかどうかは、各商品の特長(成分や処方)によって異なります。

また、同じオイルクレンジングでも、使い心地は全く違います。「肌をゴシゴシ擦らないと、ベースメイク料となじまない」「洗い流してもいつまでもベタベタする」と感じるものもあれば、「すっとなじむ」「洗い流しも短時間で終了。後肌もスッキリ!」と間逆の感想を持った経験はありませんか?これらは、やはり洗浄剤の種類とその組み合わせと配合量により差が出るのですが、肌負担なくクレンジングを終了するために、とても重要な項目となります。

オイルクレンジングと界面活性剤

「界面活性剤は肌に悪いから、あまり使わない方がよい」ということを聞きます。界面活性剤とは、水と油のように、本来混ざり合わないものを混ぜ合わせるためのものをいいます。界面(互いに性質の違う2つの物質が接する境の面)の性質を変えてくれるのが、界面活性剤です。こうして水と油が混ざり合った状態を「乳化」といいます。化粧品では、乳液やクリームなどが、界面活性剤によって乳化がされています。乳化は、チョコレートやアイスクリームにも応用されている技術です。

オイルクレンジングは油でできていますが、界面活性剤も使われています。これは、オイルがベースメイク料や汚れを巻き込んだあと、水になじんで洗い流す必要があるからです。水にもなじまなければ、洗い流すことができないからです。

大切なのは、クレンジング後に肌上に残ったオイルクレンジングを「しっかり洗い流す」ことです。すすぎは充分にする、というのは美肌のためのマスト条件だと思ってくださいね。
※敏感肌の方や、敏感肌ではなくても、「この成分(の界面活性剤)は使えない」という場合は、もちろん使用は避けなければなりません。これはオイルクレンジングだけに限ったことではなく、他の種類のクレンジングや乳液、クリーム、美容液などにも同じことがいえます。

「ダブル洗顔不要クレンジング」はなぜ可能なの?

オイルクレンジングの話とともに、よく話題にのぼるのが「ダブル洗顔不要クレンジング」です。これは、ベースメイク料を落とすクレンジングと洗顔料の機能を両方持っている、洗浄料のことですね

これは、本来は「洗顔料」で落とすべき、皮膚表面に残った「皮脂汚れ」や「古い角質」も、しっかり取れるように機能を持たせているものになります。

オイルクレンジングに限らず、洗い流し可能というクレンジング料を使用したあとに、やはり洗顔料を使って洗顔しないとスッキリしないと感じると思います。これは、やはり水かお湯で洗い流した後も、多少なりともクレンジング料が皮膚表面に残っているためです。そのために、ダブル洗顔不要クレンジングでなければ、必ず洗顔料を使用して洗顔をする必要があります。

ダブル洗顔不要クレンジングは、使用後の後肌が、洗顔料をしたときと同じような後肌になるように開発されています。その秘密はこちらです。先ほど「ベースメイク料や汚れを巻き込んだ後、洗い流す必要があるために、界面活性剤が必要」とお話しました。界面活性剤の中には、水にも油にも混ざるけれども、特に油と混ざりやすい、というものや、逆に、特に水と混ざりやすい、というものがあります。ダブル洗顔不要クレンジングは、ベースメイク料と皮膚表面に残った皮脂と古い角質を巻き取ったクレンジング料が、水と特に仲の良い界面活性剤を必要量配合することできちんと洗い流され、後肌もさっぱり気持ちの良い状態に整うように開発されています。

「クレンジングと洗顔が一度で終了するタイプは洗浄力が弱いのでは?」と心配になる方もいらっしゃるかもしれません。きちんと汚れが取れる、ダブル洗顔不要クレンジングはちゃんとあります。採用している洗浄剤の高さにより、洗浄力は異なります。また配合成分や処方により、肌へのやさしさも異なります。

よくある誤解 「オイルクレンジングは乾燥肌には不向き」と決めてしまうこと

【クレンジングの選び方のポイント】
結論として、自分の肌にとって好ましいオイルクレンジング料かどうかは、「使用後乾燥を感じない」「ベースメイク料となじみが良い」「洗い流しが短時間で終了する」が判断のポイントになります。

クレンジング料を選ぶポイントは、ご自身のベースメイクのカバー力と肌状態にあります。「今のクレンジングだと、ちゃんとベースメイクが落ちていない気がする」と感じるのであれば、それは使っているクレンジング力が自分のベースメイクのカバー力を落とすためには不十分なのかもしれません。

乾燥肌の方は、オイルクレンジングは使わずに、クリームタイプやミルクタイプなど別のクレンジング料を選択する、という判断は間違いではありません。ですが、お話しさせていただいたように、乾燥や肌負担を感じずに心地よく使用できる商品もたくさんあります。

オイルクレンジングの誤解とは、「全てのオイルクレンジングは乾燥する」「乾燥肌はオイルクレンジングは使えない」と決めてしまうことです。「今のクレンジング料のクレンジング力に不安」「オイルクレンジングは手軽なので使いたい」と思っている方は、ぜひご自身の肌が満足できるオイルクレンジングを探してみるのはいかがでしょうか。
いかがでしたか?
気になるオイルクレンジングやダブル洗顔不要クレンジングがあれば、ぜひ試していただきたいと思います。お気に入りの一品になるかもしれませんよ。
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