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2020.06.09

黒ずみ毛穴も撃退!知っているようで知らなかった泡洗顔のコツ

スキンケア

#毛穴#黒ずみ#悩み#洗顔#美肌作り

みなさん毎日行っているはずの「洗顔」。習慣で「ただなんとなく」洗っている人も多いのでは? 洗顔はスキンケアの中で最も重要と言われるほど、美肌作りの基本。毎日正しく洗顔を行なっていれば、毛穴の黒ずみが気になることもないのです! そこで今回は美容皮膚科医・高橋栄里先生に、正しい泡洗顔方法を伺いました。


●とにかく肌に刺激を与えないこと!

摩擦ダメージこそ肌トラブルの元と心得て

<正しい洗顔の3箇条>
・たっぷりの泡で洗う
・泡をやさしく乗せる
・水分を拭き取る時もこすらない


「高温多湿な夏やマスク下では皮脂の分泌量も増え、毛穴の黒ずみが目立ちやすくなります。ついゴシゴシ洗いたくなりますが、これは絶対NG。洗いすぎは乾燥を招き、かえって毛穴を目立たせてしまいます。正しい洗顔のポイントは『摩擦を加えない』こと。手でゴシゴシこするのではなく、泡で汚れを浮かび上がらせて吸着するイメージです。そのために難しいテクニックや特別なアイテムは必要ありません。初めは物足りなく感じるかもしれませんが、毎日続けると、毛穴がスッキリ。乾燥も気になりにくくなるはずですよ。早速今日からトライしてみてください」(高橋栄里先生)。

【正しい洗顔】たっぷりの泡で洗う





(1) 水もしくはぬるま湯で顔全体を洗う
洗顔前のすすぎは泡のなじみをよくするだけでなく、水で落とせる汚れを洗い流す「予洗い」の意味もあります。顔全体をしっかりすすぎましょう。とはいえ、もちろんシャワー洗いはご法度! 両手に水をためて、やさしく顔にかけます。この時、手で顔をこすらないように注意してください。

(2) 手のひらいっぱいのモコモコ泡を作る
泡が少なかったり、しっかり泡立っていなかったりすると、洗顔中に摩擦が加わりやすくなります。「泡」で洗うためには、きめ細かなモコモコ泡がマスト。手をひっくり返しても垂れないような泡が作れたらより◎。量は手のひらいっぱいになるくらいを目安にして。

【正しい洗顔】泡をやさしく乗せる





(3) Tゾーンに泡を乗せる
皮脂が出やすく、毛穴の黒ずみが目立ちやすいTゾーンから泡を乗せて、汚れを浮かび上がらせます。

(4) 顔全体を泡で洗う
決してこすらず、肌に泡を密着させるように、顔全体に泡を乗せましょう。このあとの洗い方は、使っている洗顔料に合わせて2パターンあります。

★固めの弾力泡が作れるなら・・・「パフパフ洗い」

泡を肌に押し付けるようにして洗う方法です。泡の弾力を利用して洗うので肌をこする心配がなく、泡の吸着力で汚れを落とします。
★柔らかな泡でやさしく洗うなら・・・「なじませ洗い」

泡を肌にやさしくなじませるようにして洗います。なるべく指が肌に触れないように、泡を転がすイメージで行うと◎。「パフパフ洗い」のあと、毛穴の黒ずみが目立つところだけ「なじませ洗い」をプラスしてもOK。

【正しい洗顔】水分を拭き取る時もこすらない





(5) たっぷりの水またはぬるま湯で洗い流す
洗顔料のすすぎ残しは、肌トラブルの元。毛穴詰まりの原因にもなります。たっぷりの水を使って、小鼻、生え際、フェイスラインまでしっかりすすぎましょう。もちろんこの時もシャワー洗いはNG。

(6) やさしく水分を拭き取る
せっかく正しく洗顔を行っても、最後にタオルでゴシゴシ拭いてしまっては全て水の泡。吸収性のいい柔らかなタオルでやさしく肌を押さえるようにして水分を吸い取りましょう。

お話をお伺いしたのは…


美容皮膚科医 高橋栄里先生
都内美容皮膚科の院長を経て、2019年10月に美容皮膚科「イークリニック麻布」を開院。各々に合わせカスタマイズした治療「フェイスメイキング」に定評がある。美容と毛髪のプロフェッショナルとして活躍中。

イークリニック麻布

住所:東京都港区元麻布1-2-13 2F
TEL:03-6722-6222
OPEN:9:30-18:30 / CLOSED:日・月・祝日


HP:https://dre-cli.com/
院長インスタグラム:@dr.eri_takahashi_official
クリニックインスタグラム:@eclinicazabu

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