「日焼け」には2種類あることをご存知ですか?
ひとつは「サンバーン」と呼ばれる、紫外線を浴びた数時間後から現れる赤い炎症反応です。
海やプールで泳いだその日の夜、皮膚が赤くヒリヒリと傷んだ記憶はありませんか?
それがサンバーンです。
主に紫外線B波によるもので、この炎症反応は24時間をピークに徐々に消失していきます。
もうひとつが「サンタン」と呼ばれる皮膚が黒くなる日焼けです。
これはサンバーンによる炎症反応が落ち着く3~10日目がピークとなるといわれています。
ただ、浴びた紫外線量や皮膚のタイプによっては数年持続する場合があるといわれています。
色白美肌を守るためには、このサンタンを防ぐべきなのです!
本来であれば、日焼け止めなどできちんと肌を守ることが大切(日焼け止めの正しい塗り方はこちらをチェック!)。
でも、頭ではわかっていても、いつもきちんと日焼け止めを塗れるわけではないですよね?
うっかり日焼けをしてしまった直後、すぐに美白化粧品を使いたくなりますがそれはNG!
まずは日焼け後、最初に訪れる「サンバーン」による炎症を抑えましょう。
肌に赤味やヒリヒリ感がある場合は、冷やして炎症を鎮めてからきちんと保湿することが重要です。
美白化粧品の中には刺激が強いものがあるので、日焼け直後の使用は避けたほうがよいでしょう。
翌日、炎症がおさまったなと思ったら美白化粧品を使い始めましょう。
実は、美白化粧品の働きは「シミの生成を防ぐ」という予防的な働き。
できてしまったシミを消す働きがあるわけではないのです。
一般的に、肌に紫外線を浴びてからメラニン(肌が黒くなる原因の色素)が定着するまで3日かかるといわれています。
肌を黒くするサンタンが起こるまでの間にきちんと美白ケアを行っておけば肌が黒くなるのを防ぐことができます!
そのため、サンバーンによる炎症がおさまったらすぐに美白ケアを始めましょう!
ただ、そうはいっても日焼け後の肌はダメージを受けて間もなく、完全に健康な状態ではありません。
なので、より肌をいたわってくれる処方の美白化粧品を選びたいところ。
ちなみに、筆者は「ドクターフイル MC2ホワイトニングクリーム」を愛用しています。
贅沢に配合された美白有効成分と充実のうるおい、そして肌に刺激となる成分がほとんど含まれないのが選んだ理由。
ダメージを受けた肌にもしっとりなじみ、うるおいヴェールで肌を癒しながら美白効果を届けてくれるのが魅力です。
「肌をいたわる美白化粧品」は美白効果が弱いような気がする方もいらっしゃるかもしれませんが、心配ご無用!
どんな美白化粧品も「医薬部外品」と記載されていますよね?
これは厚生労働省が承認した美白成分が規定量きちんと含まれている、という証。
美白成分以外の成分にこだわったり、肌に不要なものを極力入れない等の部分で「肌へのいわたり」を実現しているので、美白効果はきちんと届けることができるのです。
肌質にかかわらず、肌にダメージとなる「うっかり日焼け」対策として「いたわり美白化粧品」をもっておくと安心だと思います!