2021.11.02
敏感肌ってどんな状態?正しく知りたい“弱バリア”状態
Beauty Column
「乾燥で肌が粉をふいちゃう……」
「肌あれを繰り返しちゃう……」
なんて悩みはないですか?
私は敏感肌だから肌あれも乾燥も仕方ない、とあきらめてしまっていませんか?
そんなときは、肌がどんな状態になっているのかを知ることが大切。
今回は様々な敏感症状に悩む「弱バリア状態」について詳しく解説します!
■敏感肌って、どんな状態??
- 乾燥するとヒリヒリしたり、かゆくなったり、粉をふいたりする
- 寒暖差で肌あれを起こす
- 花粉の時期に肌あれを起こす
実は「敏感肌」という言葉は、医学用語には存在しません。
■肌をまもる3つのバリア層
_@皮脂バリア層
_A角層バリア層
_BTJ(タイトジャンクション)バリア層
肌が弱バリア状態になると、冒頭でもお伝えしましたが、
- ・乾燥で肌が粉ふきする
- ・体調によって肌状態がゆらぐ
- ・季節の変わり目に肌があれる
- ・肌あれを繰り返しがち
■弱バリア状態になってしまう原因
■肌が弱バリア状態になってしまったら
\POINT 1/
まずは肌の水分蒸散と
肌への外部刺激をブロックする
弱バリア状態の肌は、肌内部の水分が逃げやすく、外部刺激の影響を受けやすい状態。
そのためまずやることとしては、肌の上に擬似膜をつくり、バリア機能の代わりに肌を守ってあげることが大切です。
きちんと守ってあげないと、いくらスキンケアしても弱バリア状態を脱するのが難しくなります。
\POINT 2/
各バリア層に不足しているものを与えてあげる
ただ保湿をするだけでは、バリア機能を早期に立て直すのは難しいです。
バリア機能は3つのバリア層から構成されているため、各バリア層に不足している成分を的確に届けてあげることが大切です。
角層バリア層であれば天然保湿因子(NMF)の補填や細胞間脂質の補強が必要ですし、皮脂バリア層であれば皮脂と似た油性成分を与えてあげる、などです。
スキンケア選びの際に参考にしてみてください。
\POINT 3/
クレンジング・洗顔は正しい方法で
バリア機能が弱っているからといって、クレンジング・洗顔を適当に済ませてしまうのはNG!
メイク料や古い角質などが肌上に残ったままだと、スキンケアの効果も半減してしまいます。
保湿成分がたっぷりと配合されたアイテムを選ぶだけでなく、正しい方法で落とすケアをしましょう。
■弱バリア状態におすすめのスキンケア
弱バリア状態の肌には、うるおいを与えると同時に低下したバリア機能を補うという2つの役割を果たし、バリア機能を立て直すサポートができるアイテム選びが重要です。
おすすめのスキンケアが「エクスバリア」シリーズ。
化粧水・美容ゲル・クリームの3品で完了する手軽なお手入れですが、それぞれのアイテムが肌のバリアにしっかり働きかけ、うるおい力を強化。
弱ったバリア機能を底上げし、使い続けるたびにうるおい満ちた健やかな肌へと近づいてゆきます。
弱バリア状態の肌は、とっても敏感な状態。新しいスキンケアが肌に合うかを自身の肌で試してみることが重要です。
まずはトライアルセットでエクスバリアの効果を体感してみてください!
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ライター
- 小林未佳
- 関西学院大学理学部卒業後、化粧品メーカーにおいて研究・開発に従事。その後、化粧品の商品企画・マーケティングへと転身。2018年、これまで培った化粧品や美容の知識を発信するべく、ライターとして独立。
All About Beauty 公式ガイド。