2018.09.25
睡眠こそが最高の美容法?!
Beauty Column
「あなたは睡眠で休養が充分とれていますか?」
そう聞かれたとき自信をもって何と答えますか?
実は、日本人の5人に1人が「あまりとれていない」「まったくとれていない」のいずれかと感じているそう※1。
昔から「睡眠不足はお肌の大敵!」なんて言いますよね。
今回は、ちょっと気になる睡眠と美容についてのお話です。
■睡眠中に分泌されるホルモン
■睡眠不足はダイエットの大敵?!
■睡眠の質UPで美容効果もUP!
- 就寝前のカフェインは控える
カフェインは入眠を妨げたり、睡眠を浅くする可能性があります。
睡眠3時間前は控えましょう。
ノンカフェインのハーブティーやホットミルクでリラックスするのもいいですね。
- 就寝前のアルコール・喫煙は控える
アルコールは眠りを誘ってよいのでは?と思われがちですが、途中で覚醒しやすくなるため睡眠の質は落ちてしまいます。
また、タバコに含まれるニコチンにも覚醒作用があるので就寝前の喫煙も避けましょう。
- 快適な睡眠環境を整える
当たり前のように思われがちですが、実はとても大切なこと。
快適な温度・湿度に調整し、身体にあった枕や寝具を選びましょう。
また、照明は明るすぎず、不安を感じない程度の暗さに調整しましょう。
- 就寝前のブルーライトに注意
ブルーライトを見ると脳が「昼間だ!」と勘違いしてしまい、睡眠を促すメラトニンというホルモンの分泌が抑制され、不眠につながると考えられています。
就寝前、ベッドの中でスマホを見たくなることもありますが、良質な睡眠のためにはぐっと我慢しましょう。
- 就寝2時間前に入浴を
実は、体温と睡眠はとても関係が深いもの。
体の中心の温度(深部体温)が下がるときに眠気が訪れます。
赤ちゃんが眠くなると手足が暖かくなるのは、深部体温を下げようとしているためです。
就寝時に深部体温を「下げる」ことができる状態にするためには、
就寝の2時間ほど前に38~40℃くらいのぬるめのお風呂にゆっくりつかり、
深部体温を上昇させることが重要です。すると、お風呂上りのほてりが引いてきた頃、深部体温も下がり始めるため入眠に最適なタイミングとなります。
- 就寝前のリラックスにアロマを取り入れる
眠りの質をあげるアロマにはいろいろとありますが、
今回おすすめしたいのが「オレンジ・スイートの精油」。夜はいろんな不安なことや、嫌なこと、明日やらなければならないことなどがぐるぐると頭の中を回って、なかなか眠りにつけないことがありますよね。
そんなとき、オレンジ・スイートの精油を嗅ぐと、リラックス効果で不安が解消されるという実験結果も。ストレスフルで忙しい毎日を送る人に、最適なアロマです。
ライター
- 小林未佳
- 関西学院大学理学部卒業後、化粧品メーカーにおいて研究・開発に従事。その後、化粧品の商品企画・マーケティングへと転身。2018年、これまで培った化粧品や美容の知識を発信するべく、ライターとして独立。
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