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2019.08.20

フリマでの化粧品の購入にご注意を!

Beauty Column

フリマで化粧品購入 フリマで化粧品購入

フリーマーケットやメルカリ、ヤフオクなどのフリマアプリ。
新品中古問わず、化粧品がよく出品されていますよね。
欲しかったあの化粧品がこんなに安く買えるなんて!と思ってしまうかもしれませんが、ちょっと待って!
今回は個人出品されている化粧品を購入するリスクについてお伝えします。


■フリマアプリで化粧品を購入する前に

 

個人が不要となったものを自由に売買する「フリーマーケット」や、最近身近な「フリマアプリ」。

いわゆる一般人(個人)が出品した商品を取引する「個人間取引」となるものです。

欲しかった化粧品が安く売っている!

限定発売で手に入らなかった化粧品が売っている!

など、ついつい気軽に購入してしまいがちですが、ちょっと待って!

その先にあるデメリットを覚えておいてください。

まずは、フリマアプリの出品者は「一般人」だということ。

品質管理や商品の保管など、適切に行われているかどうかの保証がありません

そのため、

・品質に異常がある化粧品
・使用期限を過ぎてしまっている化粧品
・不衛生に扱われていた化粧品
・意図的に汚染物質などが加えられた化粧品

など、問題のある化粧品が出品されている危険性があります。

こういったケースは稀かもしれませんが、万が一肌トラブルになった場合、正規ルートで購入した化粧品ではないため、メーカーによる保証を受けられないことがあります。

そういったリスクをきちんと理解したうえで、購入するかどうかを再度よくご検討ください。

また、「新品」と記載されているものでも注意が必要です。

本当に新品なのかは不明ですし、本物であるかどうかも疑問です。

化粧品は皮膚に直接使うもの。

健やかな皮膚を守るためにも、新品・使いかけを問わず、本当に信頼できるところから購入するべきだと筆者は思います。

皮膚トラブルが起こってからでは後の祭り!

フリマアプリを含む個人間取引によるトラブルは、利用者の自己責任です。

自分で自分のお肌を守りましょう!


■出品が禁止されているもの

法律により、個人における出品そのものが禁止されているものもあります。

出品禁止物を購入したからといって罰せられることはありませんが、安全性に対するリスクが大きいということを知っておいてください。

  • <出品が禁止されている化粧品の例>
  • 海外で購入した化粧品
  • 個人輸入した化粧品
  • 小分けされている化粧品
  • テスター
  • 手作り化粧品

もし購入者ではなく、出品者として化粧品を販売している人がいるなら、今一度ご確認いただければと思います。


ライター

 
小林未佳
関西学院大学理学部卒業後、化粧品メーカーにおいて研究・開発に従事。その後、化粧品の商品企画・マーケティングへと転身。2018年、これまで培った化粧品や美容の知識を発信するべく、ライターとして独立。
All About Beauty 公式ガイド。
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