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2019.09.10

香水を上手に使って、大人の女子力UP!

Beauty Column

香水 香水

夏の猛烈な暑さがおさまり、秋の気配がすると香水を使いたくなりませんか?
ただ最近は「香害(こうがい)」という言葉もある通り、香りを楽しむためにもマナーが重要視されます。
今回は香水を上手に使って女子力をUPさせる方法をお伝えします!


■知っておきたい!香水のマナー

オフィスシーンや冠婚葬祭において、服装はTPOに合わせますよね。

ご存知の方も多いかとは思いますが、TPOとは

T:Time(時)
P:Place(場所)
O:Occasion(場合)

を指す言葉です。

香水をまとう際、TPOに特に気をつけなければなりません。

自身の魅力を表現するためにつけた香水であっても、それが他人から不快と感じられればデメリットに。

まずは、香水をつけるとNGな場面、つけ方に気をつけたい場面を確認しましょう。

<香水NGの場>

  • 病院

自身が受診する際だけでなく、お見舞いの際もNG。

具合が悪く受診されているほかの患者さんや入院されている方は、香りに敏感になっている可能性があります。

周囲の方に配慮して、香水はつけていかないほうがよいでしょう。

  • お通夜・お葬式

悲しみの場に香水は不要です。

香りが強すぎると「不謹慎」な印象を与えかねないため、香水はつけていかないほうがよいでしょう。

<香水は控えめが好ましい場>

  • レストランなどの食事の場

デートや女子会などのお食事シーンでは、ついつい気合を入れて香水をつけたくなってしまいますが、ちょっと待って!

食事の場では、食事の香りを邪魔しないよう、控えにつけましょう。

2件目、バーなどに移動するのであれば、食事が終わってレストランを去る前のお化粧直しの際に、軽くまとうのもよいですね。

  • オフィス(仕事場)

あくまでも「仕事をする場」であり、多くの人と関わるオフィス。

閉鎖された部屋で強い香りを放っていると、香りを不快に感じる人がいたり、非常識と感じる人もいるかもしれません。

香水をつけるのであれば、あくまでも「ほのかに」。

営業や接客業など、人と多く関わる方は特に気をつけたほうがよいですね。


■香水の種類

ひとことで「香水」といっても大きく分けて4種類に分類されます。

最も濃厚な香りで香りの持続時間が高いのが「パルファン」。

次いで「オードパルファン」。濃厚過ぎないけれども、きちんと香るタイプです。

カジュアルに使えるのが「オードトワレ」。軽やかに香り、日常的に使いやすいタイプです。

オーデコロン」は最もライトに香るタイプ。気軽に使うことができます。

ただ、これらの分類は何かで定義づけられているわけではなく、各メーカーの一存で決められているということを覚えていてくださいね。

香水を購入する際は、実際に香りをつけて試してみることが重要です。

店頭でわたされるムエット(匂い紙)は、実際の肌につけた時では香り立ちや香りの感じ方が異なる場合があります。

ムエットだけで香りの好みや強弱を判断してしまうと、「思ってたのと違う!」という場合があるため、注意しましょう。

判断ができない場合は、販売員の方に「どういう場面で主に使いたい」「香りの好み」「香りの強さの好み」など、利用シーンや好みを具体的に伝えて相談してみるとよいアドバイスがもらえるでしょう。


■香水のつけ方

 

香水はどこにつけるのが正解なのでしょうか?

香りは基本的に温度が高いほどよく香り、下から上へと立ちのぼります。

そのため、脈を打つ手首やひじ・ひざの内側につけるのがおすすめです。

ほんのり香りを楽しみたい場合は、耳の後ろなどもいいですね。

レストランなど食事の場に着ける際はテーブルより下のくるぶしやひざの内側につけるとよいですね。

また、敏感肌で香水をつけるとかゆくなったり赤くなったりする……

なんて方はハンカチやスカートのすその裏側につけるとよいですね。

ただし、布に香水をつけるとシミになる場合があるので、シミになっても困らない場所やもので試してみてみてください。

シミになるのが心配な方はムエット(匂い紙)をバッグにしのばせておくとよいですね。

香水をつける際に大切なのは、清潔な身体につけること。

香水には汗やタバコなどの悪いニオイを隠すマスキング効果はありません

そのため、シャワーや入浴後などの清潔な肌にまとうと香水のよい香りを存分に活かすことができます。

あと、香水をつける際に一番気をつけたいのは、

嗅覚はマヒしやすい感覚。少し物足りないかな?というくらいが実は適量なのです。

最近よく聞く「柔軟剤による香害」の原因として、香りに慣れてしまって使用量がだんだんと増えていってしまう……、というものがあります。

香水もそれと同じ。

毎日同じ香りをまとっていると、物足りなく感じていってしまうかもしれませんが、「物足りない」くらいでSTOPするのが賢明。

もし、香水の強弱に不安があれば身内や気の置けない友人に確認してみるのもよいですね。


ライター

 
小林未佳
関西学院大学理学部卒業後、化粧品メーカーにおいて研究・開発に従事。その後、化粧品の商品企画・マーケティングへと転身。2018年、これまで培った化粧品や美容の知識を発信するべく、ライターとして独立。
All About Beauty 公式ガイド。
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