顔のたるみ。
それは一気に老けた印象を与えてしまいます。
下の絵を見てみてください。
このふたりの女性、何歳くらいに見えますか?
お気づきかとは思いますが、この2人の女性、頬のたるみ、いわゆる「ほうれい線」が1本あるかないかだけの違いなのです。
ほうれい線が1本あるだけで、ずいぶん老けた印象に見えませんか?
では、なぜたるみは起こってしまうのでしょうか?
たるみの主な原因は
- ・加齢によるハリ、弾力の低下
- ・表情筋の筋力低下
- ・皮下脂肪の増加
の3つだと考えられています。
表情筋はその名の通り様々な表情をつくるための顔面の筋肉で、皮下脂肪をしっかり支える役割もあります。
皮下脂肪を支えるこの表情筋が衰えてしまったり、皮下脂肪が必要以上に増えてしまったりすると、支えきれずに「たるみ」が発生してしまいます。
しわは溝のような「線」であるのに対し、たるみは「面」で起こります。
そのため、範囲が大きく、顔全体の印象を左右してしまうのです。
残念ながら、「たるみを改善する」化粧品はありません。
ただ、日々のスキンケアをきちんと行うことで、たるみを予防することはできます。
まずは、「ハリ・弾力の低下」を防ぐことが大切。
そのためには、日々のお手入れに「エイジングケア」を取り入れること、特にスキンケアの基本となる化粧水をエイジングケアタイプのものに切り替えることをおすすめします。
「フイルナチュラント IC.U Wセラム」は、エマルション層とエッセンス層の2層からなる濃厚エイジングケア化粧水。
美容医療発想の「効かせる処方」のため、ハリ・弾力の低下を根本から抑え、いつまでも若々しい印象の素肌づくりをサポートしてくれます。
→IC.U Wセラムについて詳しくみてみる
また、もうひとつ気をつけたいのは「紫外線」による光老化。
紫外線の中でも紫外線A波(UV-A)は、真皮まで到達してハリや弾力の低下の原因に。
いまは冬だからといって紫外線対策しなくてもいいというわけではありません!
紫外線A波は冬でも地上に降り注いでいるため、冬でも紫外線対策は必要です。
紫外線対策の指標となるのが「SPF」と「PA」。
そのうち紫外線A波を防ぐ指標が「PA」。
PAは、紫外線A波を防ぐ効果を表していて、「+」の数で表示されます。
→紫外線についてもっと詳しくみてみる
→SPFやPAについてもっと詳しくみてみる
おすすめの紫外線対策アイテムは、「フイルナチュラント アルギンバリアBBクリーム」。
これはSPF25/PA+++の紫外線防止効果があるBBクリーム。
朝のスキンケアの後にこのBBクリームを使うことで、ベースメイク・紫外線対策・保湿ケアが一辺にできます。
たるみ防止のためにも、朝のスキンケアに追加することをおすすめします!
→フイルナチュラント アルギンバリアBBクリームを詳しくみてみる
たるみ対策のために、日々のスキンケアタイムに取り入れられるマッサージをご紹介します!
ゲルや乳液を顔になじませた後に行う、親指と人さし指の側面をつかった、たるみ対策マッサージです。
やり方はとっても簡単。
手をパーに開いて、人さし指の側面を鼻に沿わせるように、親指はあご~首に沿わせるようにセットします。
そして、肌全体をリフトアップするように目尻までゆっくりと斜め上へスライドさせます。
目尻までいったら、往復させずにまた鼻に沿わせるように一方通行で行います。
これを5セット行いましょう。
このマッサージは、顔に塗るゲルや乳液の量が少ないと摩擦が起きて肌を傷める可能性もあります。
そのためマッサージを行うときは、いつもよりも少したっぷりめに塗布しておくとよいですね。
- 小林未佳
- 関西学院大学理学部卒業後、化粧品メーカーにおいて研究・開発に従事。その後、化粧品の商品企画・マーケティングへと転身。2018年、これまで培った化粧品や美容の知識を発信するべく、ライターとして独立。
All About Beauty 公式ガイド。
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