2020.06.30
メイクアップスポンジの正しい洗い方
Beauty Column
毎日のメイクで使用するメイクアップスポンジ。清潔な状態で使っていますか?
汚れたスポンジは肌によくないのはわかっているけど、洗い方がよくわからないという方も多いのでは?
今回は、メイクアップスポンジの洗い方を詳しく解説します。
■汚れたメイクアップスポンジはデメリットだらけ!
汚れたメイクアップスポンジには、メイク汚れだけでなく皮脂や古い角層もたくさん付着し、雑菌が繁殖しやすい状態に。
雑菌が繁殖したメイクスポンジを使うと、肌あれやニキビなど肌トラブルの原因になってしまいます。
また、汚れたメイクアップスポンジは表面がなめらかでないため、ファンデーションがムラづきしやすく、化粧を美しく仕上げることもできません。
最近、化粧のりが悪くなったな、と思う場合、汚れたメイクアップスポンジを使っているから、というケースも多くあります。
このように、汚れたメイクアップスポンジを使い続けるのはデメリットだらけ!
使う度に洗い、常に清潔なメイクアップスポンジを使いましょう。
メイクポーチに入れっぱなしになっているメイクアップスポンジも要注意!
たまにしか使わないから……、と長期間使い続けるのはよくありません。
最低でも週に1度はきちんと洗うようにしましょう。
■メイクアップスポンジの正しい洗い方
台所用洗剤や洗濯洗剤で代用している方もいるかもしれませんが、汚れの落ちやすさや洗い上りのなめらかさ・柔らかさが格段に違います。
1. 乾いた状態のスポンジにスポンジクリーナーをたっぷりつける
スポンジクリーナーは、メイクアップスポンジを水で濡らす前の乾いた状態でつけます。
両面使っている場合は両面にクリーナーをつけましょう。
2. クリーナーとよごれをなじませるように「握り洗い」
ギュッギュッとにぎるようにクリーナーと汚れをなじませます。
(この時点ではまだ水にぬらしません)
繰り返しているとだんだん、汚れが浮いてきます。
ゴシゴシこするとスポンジ表面が傷ついてしまうのでNG!
3. ためた水ですすぐ
洗面器などに水をはりギュッギュッと押すようにすすぎましょう。
ここでもゴシゴシこすったりはNG!
何度か水をはり替えて、泡が出なくなるまで繰り返します。
4. 流水ですすぐ
ためた水で汚れが出なくなったら、最後は流水で洗い流します。
5. タオルに挟んで水気をとる
洗った後のメイクアップスポンジは早く乾かすのがポイント。
干す前にタオルで挟んで水気を取っておくこととりることで、乾く時間をグッと短縮することができます。
6. 直射日光が当たらない風通しのよい場所に立てて干す
風通しの良い場所に立てて乾かすのがポイントです。
何個かをまとめて洗い、画像のように向かい合わせて立たせるのがおすすめです。
そうはいっても、毎日この作業を行うのは大変なもの。
そこでおすすめなのが「メイクアップスポンジの複数持ち」。
そうすれば、まとめ洗いすることができ、効率アップです。
(私は4枚持っているため4日に1回まとめて洗っています)
初期投資は必要になってしまいますが、長い目で見るとメイクアップスポンジも長持ちしますし、美しい肌のためにもなるので、ぜひお試しくださいね。
■ライター
関西学院大学理学部卒業後、化粧品メーカーにおいて研究・開発に従事。
その後、化粧品の商品企画・マーケティングへと転身。
2018年、これまで培った化粧品や美容の知識を発信するべく、ライターとして独立。
All About Beauty 公式ガイド。