2022.03.01
手洗い・アルコール消毒で手荒れや乾燥でお悩みの方は必見! 正しいハンドケア方法
Beauty Column
新型コロナウイルスの流行により手洗いやアルコール消毒する機会が増えた方も多いのでは?
そんな中、気になるのが手の乾燥や手荒れ。
手の乾燥や手荒れを防ぐためのハンドケア方法とおすすめのハンドクリームをご紹介します。
■手洗いやアルコール消毒が乾燥の原因になるのはなぜ?
ハンドソープや石けんによる手洗いは、汚れだけでなく、うるおいを守り「 バリア機能」として働く皮脂膜や、皮膚の中のうるおい成分までも洗い流してしまう場合があります。
→肌のバリア機能について詳しくみてみる
また、普段消毒用に広く使われている高濃度のアルコール(エタノール)も、皮膚のうるおいを奪い手荒れの原因に。
手荒れとは、 角層中の水分が減少して乾燥や粉ふきなどが手肌に生じた状態を指します。
ひどくなると ひび割れやあかぎれが生じたり、 かゆみを伴うこともあります。
特に秋~冬にかけては、気温も湿度も下がり肌が乾燥しやすく、 バリア機能が非常に低下しやすい状態に。
バリア機能が低下すると刺激を受けやすく、手肌の乾燥や荒れ、ひび割れやあかぎれなどを引き起こしてしまうかもしれません。
ひび割れやあかぎれが生じてしまうと、出血や痛みを伴ったり、水がしみたりと日常生活に支障をきたしてしまうことも。
寒くなる前にきちんとした ハンドケアを生活習慣の一環として取り入れましょう。
■手洗い・消毒後には必ずハンドクリームでケアを
当たり前のように聞こえるかもしれませんが、手洗い・アルコール消毒のたびに丁寧にケアをするという基本的なことが大切なのです。
\正しいハンドクリームの塗り方/
1.クリームを手のひらに適量とり手のひらで温めます。
2.クリームを手の甲全体になじませます。
3. 指の付け根かららせんを描くように指先へマッサージするように塗布します。
特に爪周り(赤い丸の部分)は乾燥しやすいので念入りに。
4. 指と指の間のつけね(水かき)をつまむように塗り込みます。
5. 指が交互になるように両手をギュッとにぎりしめ血行を促進させて完了です。
手の乾燥や手荒れが気になる方におすすめのクリームが「エクスバリア リペアハンドクリーム」。
皮膚の専門家監修のもと開発されたもので、まるでスキンケアイテムかのような優れた保湿成分がたっぷりと配合されているハンドクリームです。
ヒアルロン酸の約5倍の保水力をもつ「サクランTM」が、手肌表面にバリアの膜を張り、外部刺激から強固にまもります。
それに加え、手洗い・アルコール消毒によるうるおいの流出を抑える働きがあり、昨今の新しい生活様式のハンドクリームとしてもピッタリです!
私がこの商品をおすすめしたいもうひとつのポイントは、塗布後のべたつきが少ないということ。
ベタベタしないので、クリームを塗った後すぐに物に触っても気にならないため、外出先でも気兼ねなく使うことができます!
→「エクスバリア リペアハンドクリーム」を詳しくみてみる
■手洗い・アルコール消毒で気をつけたい5つのポイント
1. 手肌に優しいハンドソープや石けん、消毒液を使う
「保湿剤配合」や「低刺激」という記載のあるものを選ぶとよいですね。
また、必ずしも手洗いと消毒の2つをセットで行う必要はありません。
目に見える汚れがついている場合は手洗いを、汚れがついていない場合は消毒を、というように時と場合によって使い分けて、手肌への負担を最低限に減らしましょう。
2. 手洗い時は温水ではなく水で洗う
温水だと皮脂が必要以上に洗い流されてしまいます。
できるだけ、水で洗うように心がけましょう。
3. 手を洗うときはよく泡立てて洗い、泡が残らないように丁寧に洗い流す
泡をたてずに洗ってしまうと汚れが落ちにくいだけでなく、肌への負担にも。
肌への負担を減らしてきれいに洗い上げるためにもきちんと泡立てて洗いましょう。
泡立てるのが面倒に感じる方は泡で出るタイプのハンドソープを使うのもおすすめです。
4. 手を拭くときはゴシゴシとこすらず優しくふき取る
ゴシゴシとこするのではなく、肌にそっとタオルをあて、水分を吸収させるようなイメージでふき取りましょう。
5. 水気を残さないようにきちんとふき取る
濡れた手肌は刺激に弱い状態。
きれいに洗い上げたあとは完全に水気を拭き取ってからハンドクリームを塗布しましょう。
特に指の間などは水分が残りやすいので注意!
今後も続くと考えられる手洗いや手指の消毒。
感染症を予防するために手の乾燥は手荒れはしょうがない、とあきらめるのではなく、正しいケアで美しい手も守りましょう!
■ライター
関西学院大学理学部卒業後、化粧品メーカーにおいて研究・開発に従事。
その後、化粧品の商品企画・マーケティングへと転身。
2018年、これまで培った化粧品や美容の知識を発信するべく、ライターとして独立。
All About Beauty 公式ガイド。