2022.08.09
ガサガサかかとをツルツルに! お手軽&簡単「かかとの10秒ケア」
Beauty Column
かかとがひび割れてガサガサ!
かかとが乾燥しすぎてストッキングが引っかかる!
なんてことはないですか?
実は、たった10秒のケアを毎日続けることでガサガサかかとがツルツルに。
これからの乾燥がひどくなる時期、ぜひお試しください。
■かかとが乾燥しやすいのはなぜ?
また、足の裏には皮脂腺がないため、肌の水分が蒸散しやすく乾燥しやすいのです。
もともと乾燥しやすい部位な上に摩擦も受けやすいため、かかとの角質はどんどん厚くなり乾燥するという「乾燥スパイラル」に。
そして、乾燥がひどくなるとガサガサになってひび割れてしまうのです。
ただ、かかとはお手入れの効果を感じやすい部位でもあります。
毎日きちんとお手入れするとガサガサだったかかともだんだんツルツルに!
今日からかかとケアをはじめて、ガサガサ乾燥かかとを卒業しましょう!
■これはNG! やってはいけないかかとケア
軽石やかかとやすりなどで削りたくなりますよね。
削ること自体はNGではありませんが、やり方や頻度には注意が必要です。
NGお手入れ1:かたいかかとを直接けずる
かかとを削る前にはまず保湿ケアで肌をやわらげることが大切です。
入浴後のほどよくやわらかくなった肌がおすすめです。
NGお手入れ2:ゴシゴシ削る
力をいれて削ると、必要な角質まで削ってしまうことも! やさしく削るのが鉄則です。
1度にすべて取り去ろうとせず、「整える」というイメージで削りましょう。
NGお手入れ3:毎日削る
毎日削るのはNG! 多くとも週に1回。
お手入れを続けて皮膚がやわらかくなってきたら2週間に1回、1か月に1回とお手入れの間隔をあけていくのがおすすめです。
かかとの角質を削るお手入れを行った後は、“保湿ケア”が鉄則です。
角質が削られバリア機能が低下した状態なので、バリア機能をサポートする保湿アイテムで丁寧にケアしましょう。
■簡単!かかとの10秒ケア
とってもお手軽なので、ぜひ試してみてください。
1.小豆粒大ほどのクリームを手に取り、かかとになじませます。
2.手のひら全体をつかって、かかとを包み込むようになじませます。
このとき、手のひらでかかとを押すように軽く圧をかけながら、かかとに大きな円を10回描くようにしてなじませます。
この2STEPで完了です!
軽く圧をかけてしっかりとクリームをなじませるのがコツです。
これを1日2回、
● お風呂あがり
● 朝の着替えのとき
に行うだけで、かかとはみるみるうるおってきます。
それでも、1日2回は面倒くさい……、という方はお風呂あがりだけでもOK。
お手入れの効果が目に見えて分かるので、ケアを続けるのも楽しみになりますよ。
■かかとケアに最適なスキンケアアイテムは?
1.水分と油分がバランスよく配合されているもの
かかとは、
乾燥している・・・水分が必要
皮脂腺がない・・・油分も必要
なので、水分と油分がバランスよく配合されている乳液やクリームがおすすめです。
→かかとケアにオススメのボディクリームをみてみる
2.使用後、べたつかないもの
かかとケアの後、ベタつきやぬるつきが残ったまま歩くと床は汚れるし、滑って危険なことも。
肌なじみのよいアイテムを選ぶのがポイントです。
オイルなどはぬるつきが残りやすいため、かかとケアにはあまりおすすめできません。
プチプラの乳液やクリームで試してみるのがおすすめですよ。
→かかとケアにオススメのボディクリームをみてみる
■ライター
関西学院大学理学部卒業後、化粧品メーカーにおいて研究・開発に従事。
その後、化粧品の商品企画・マーケティングへと転身。
2018年、これまで培った化粧品や美容の知識を発信するべく、ライターとして独立。
All About Beauty 公式ガイド。