2021.02.16
マスクをしてても日焼け止めは必要? マスク着用時の正しい紫外線対策
Beauty Column
ここ1年ですっかり定着したマスク生活。
「マスクをしている部分は日焼け止め塗らなくても平気ですよね?」と聞かれることがありますが、それは間違い!
マスク着用時も日焼け止めなどで紫外線対策を行う必要があります。
今回はマスク着用時の正しい紫外線対策をご紹介します。
■マスクをしていても紫外線対策は“必要”です!
残念ながら、マスクだけでは紫外線を完全に防ぐことはできません。
そのため、日焼け止めなどで紫外線対策することが重要なのです!
ただ、マスクをつけていると素顔のときよりも“蒸れ”や“こすれ”で日焼け止めが落ちやすくなることも。
マスク着用時の紫外線対策には
□ 日焼け止めの塗り方
□ 日焼け止めの選び方
に気をつける必要があります。
■マスク着用時の紫外線対策で気をつけるべき5つのポイント
1.日焼け止めを塗る前にはたっぷり保湿
肌のバリア機能が整っていないと、紫外線によるダメージを受けやすくなってしまいます。日焼け止めを塗る前には保湿ケアでバリア機能を整えておくことが大切です。
2.日焼け止めを塗るときは、2度塗りを
塗布量が少ないと、適正な紫外線防止効果が得られません。そのため、1度塗りではなく2度塗りをして十分な量を塗布することが大切です。
2度塗りは塗りムラや塗り忘れも防ぐというメリットも!
3.日焼け止めを塗った後はハンドプレスでしっかり密着
ハンドプレスで日焼け止めの膜をしっかり肌に定着させましょう。こすったりするのではなく、やさしく押さえるようなイメージで。
4.日焼け止めを塗った後、パウダーを重ねる
日焼け止めを塗った後にパウダーを重ねると、日焼け止めの膜を守って落ちにくくなる効果があります。パウダーを重ねた後、さらに化粧くずれ防止ミストなどで仕上げるとより心強いですね。
5.こまめに塗り直す
マスクの中は高温多湿で日焼け止めが落ちやすい状況。そのため、こまめに塗り直す必要があります。
特に暑くて汗をかきやすい時期は2時間を目安に塗り直しましょう。
■マスク着用時の日焼け止めはどう選ぶのが正解?
マスクの内部環境は高温多湿なので、基本は汗や水に強い「ウォータープルーフ(耐水性)」効果のある日焼け止めがおすすめです。
ただし、マスクの中の肌は高い湿度により膨潤し、刺激に敏感な状態になっているケースも多く、だからこそ、肌にやさしく、低刺激なものを選ぶことも大切です。
■マスク着用時の紫外線対策でおすすめアイテム
この日焼け止めの特徴は、SPF50+・PA++++とハイスペックなのにノンケミカル&低刺激処方で肌にやさしいところ。
「紫外線防止効果が高いと肌に刺激がありそう……」という概念を覆す商品なのです!
紫外線カット効果に優れるだけでなく、肌の上に疑似バリア膜を形成することで乾燥や外部刺激から肌をしっかりガード。
紫外線対策をしながら、敏感に傾いたお肌のケアもしっかりとしてくれる一石二鳥な日焼け止めです。
→「エクスバリア スキンプロテクトUVクリーム」を詳しくみてみる
もう1品、日焼け止めの後に重ねるパウダーとしておすすめしたいのが「アクネオ 薬用スキンケアパウダー」。
日焼け止めを塗った後に薬用スキンケアパウダーを塗布すると、マスクとの摩擦を軽減し、日焼け止めの膜をしっかり守ってくれます。
「スキンケアパウダー」という名の通り、スキンケア効果にも優れているのが嬉しいポイント。
肌あれを防止する有効成分が配合されているのでマスクでの肌あれ予防効果が。
さらに美白有効成分も配合されているので、シミだけでなくマスクとのこすれによる色素沈着が気になる方にもおすすめです!
→「アクネオ 薬用スキンケアパウダー」を詳しくみてみる
これからの紫外線が強くなる季節。正しい紫外線対策で美しい素肌を守りましょう!
■ライター
関西学院大学理学部卒業後、化粧品メーカーにおいて研究・開発に従事。
その後、化粧品の商品企画・マーケティングへと転身。
2018年、これまで培った化粧品や美容の知識を発信するべく、ライターとして独立。
All About Beauty 公式ガイド。