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2022.03.29

シワ?たるみ?「ほうれい線」ってなぜできる?原因とお手入れ方法

Beauty Column

ほうれい線をさわる女性 ほうれい線をさわる女性

小鼻の脇から唇の端へ伸びる1本の線、「ほうれい線」。
この1本の線が入るだけで急に老けた印象になってしまいます。
他のどのシワよりも深く目立つほうれい線は、なぜできるのでしょうか?
原因とお手入れ方法をご紹介します。


■ほうれい線の原因は「筋肉」にあった!?

ほうれい線2本指でさわる女性

ほうれい線は、一見「シワ」のように見えますが、「たるみ」も原因の1つだといわれています。

シワができる主な原因は、真皮の構造の変化です。
真皮とは、コラーゲン線維やエラスチン線維などで構成され、肌全体のハリや弾力をつかさどる部位。加齢や紫外線などの影響により真皮の柔軟性がなくなると、溝のように刻まれた「シワ」ができます。

一方、たるみの主な原因は、顔の筋肉の衰えです。
顔の筋肉が衰えてしまうと、脂肪などを支えることができなくなり、重力がかかる方向に垂れ下がってしまいます。

「ほうれい線」は、シワだけでなく、たるみの要素も入ったエイジング現象。個人差はありますが、30代頃から気になり始める人が多く、年齢を重ねるにつれだんだんと目立つようになってきます。

特に最近は長引くマスク生活の影響により、会話が減ったり表情に乏しくなったりと、顔の筋肉が衰えやすい状況。実際、「ほうれい線が気になるようになった」と感じる方も増えています。

■ほうれい線のお手入れ方法

鏡をみる女性

ほうれい線の原因である「たるみ」は、化粧品によるお手入れだけでは改善は難しいもの。ただ、基本の保湿ケア+エイジングケアを毎日丁寧に行うことは決して無駄ではありません。これ以上、ほうれい線を目立たせないため、丁寧なお手入れをつづけましょう。

+αとして、ほうれい線が気になる方におすすめの「ほうれい線ケア」方法を2つご紹介します。
 

1.口角上げ下げトレーニング


「い」を発声する口にして口角(唇の両端)をグーッと引き上げます。最大限に引き上げたら5秒キープ。その後はゆっくり元の位置に戻します。これを5回繰り返すだけです。
横に開くのではなく「上」に引き上げることを意識してください。また、歯もかみしめすぎないように注意しましょう。 慣れないうちは、鏡を見ながら行うのがおすすめです。
読んでいると簡単そうに見えますが、実際やってみると結構疲れるものです。ふと気づいた時に簡単に行えるエクササイズなので、ぜひやってみて下さい。

 

2.ほうれい線に効果的なツボ押し




ツボ絵



ほうれい線ケアに効果的なツボが口角の外側にある「地倉(ちそう)」と、黒目の真下の頬骨の位置にある「巨(こ)りょう」。

口の力を抜き、地倉をグーッと5秒押します。その後、巨りょうを上に押し上げるように5秒押します。
ツボ押しのポイントは、「力を入れすぎないこと」。強い力の方が効くのかな、なんてついつい力を入れてしまいがちですが、それはNGです!心地良いと感じるくらいの力で押しましょう。


 
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■ライター

ライター小林様

小林未佳

関西学院大学理学部卒業後、化粧品メーカーにおいて研究・開発に従事。
その後、化粧品の商品企画・マーケティングへと転身。
2018年、これまで培った化粧品や美容の知識を発信するべく、ライターとして独立。
All About Beauty 公式ガイド。
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