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2023.02.10

赤ちゃんのスキンケアってどうすればいいの?

Beauty Column

赤ちゃんの後ろ姿 赤ちゃんの後ろ姿

とってもデリケートな赤ちゃんの素肌。
赤ちゃんは、いつからスキンケアをはじめればよいのでしょうか?
また、どんなアイテムを使ってどのようにスキンケアをすればよいのでしょうか?
今回は、赤ちゃんのスキンケアについて詳しくご紹介いたします。


■スキンケアは生まれてすぐに始めるのが◎

赤ちゃん

赤ちゃんのスキンケアは、生後すぐにはじめたほうがよいと言われています。
と言うのも、新生児の肌は未熟で、肌のうるおいをまもったり、外部刺激から肌をまもるための“バリア機能”も未発達だからです。
バリア機能が未発達の赤ちゃんの肌は、トラブルを起こしやすい状態です。

一般的に、表皮が完全に形成されるのは3歳頃だといわれています。
つまり、少なくとも3歳まではスキンケアでうるおい補給&バリア機能をサポートすることが大切です
もちろん、3歳以降もスキンケアを続けて“習慣化”することが重要です!

「赤ちゃん肌」というとうるおいに満ちたぷるぷる肌をイメージするかもしれませんが、実際はとっても乾燥しやすい状態です。
だからこそ、新生児期からのスキンケア習慣が大切なのです

■赤ちゃんのスキンケアの方法

抱っこされた赤ちゃん

赤ちゃんのスキンケアは、「朝のお着換えの時」・「お風呂上り」の1日2回がよいと言われています。
使用する保湿剤については、アトピー性皮膚炎やドライスキンの傾向がなければ市販の保湿剤で問題ありません

市販の保湿剤を選ぶ際には、
● パラベン
● 香料
● 着色剤

など、肌に不要なものが入っていないものを選ぶのがおすすめです。

赤ちゃんの肌はバリア機能が未熟なため、不要なものも肌内部に入り込みやすい状態です。
だからこそ、保湿目的以外の成分が極力含まれていないものを選ぶようにしましょう

剤型についても、ローションタイプやクリームタイプなどいろいろありますが、基本的にはどれでもよいと思います。
塗りやすさやお子さんのお好みにあわせて選べばよいと思います。
ただ、みずみずしい使用感のものは保湿力がやや弱いので、乾燥しやすい部位には保湿力の高いクリームや軟膏タイプを重ね塗りするのもおすすめです

■おむつ替え・食べこぼしのときは部分的な保湿を

食事中の赤ちゃん

おむつ替えのとき、お尻拭きなどでふくと思いますが、そのときにゴシゴシとこすりすぎるのはNGです。
やさしく丁寧に拭くように気を付けましょう。
できれば、拭いた後に保湿してあげるとよいですね。

ミルクを飲んだり、離乳食を食べたりした後に口の周りを拭くときにも要注意です。
ゴシゴシとふき取ってしまうと、口のまわりが赤くなったり肌あれしたりする原因に!
やさしく丁寧に拭きとるか、汚れがひどい場合は洗うことをおすすめします。
きれいになったあとは、洗った部分だけで構わないので保湿してあげましょう。

実は、食物アレルギーは肌を通して発症するケースがあります。
口まわりのバリア機能が低下していると、食品が肌を通して体内に入ってしまい食物アレルギーを発症するリスクがあると言われています。
そのため、口まわりは特に気を付けて保湿ケアをして、健やかな状態を保つことが重要です

“赤ちゃんの保湿ケア”というと難しい気もするかもしれませんが、ママ・パパとのスキンシップの一環と考えて、赤ちゃんを愛おしいと思う気持ちで楽しんでやりましょう!
全身くまなくスキンケアしてあげることで、親と子の心も通じ、成長も直に感じられることができます。
スキンケアを“義務”としてするのではなく、1つの愛情表現として毎日の習慣にしてくださいね

■ライター

小林未佳さん

小林未佳

関西学院大学理学部卒業後、化粧品メーカーにおいて研究・開発に従事。
その後、化粧品の商品企画・マーケティングへと転身。
2018年、これまで培った化粧品や美容の知識を発信するべく、ライターとして独立。
All About Beauty 公式ガイド。
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