ベースメイクには、肌を美しく見せるだけでなく、紫外線や汚染物質、乾燥などの外的ストレスから肌を守るという役割があります。
そんな外的ストレスの中でも、紫外線はニキビの大敵なのです。
ニキビができている毛穴の中ではアクネ菌というニキビの原因菌が増殖している状態。
そのアクネ菌は、「ポルフィリン」という物質を分泌します。
このポルフィリンが紫外線に当たると活性酸素が大量発生し、さらにニキビの炎症を悪化させてしまうのです。
そのため、ニキビができていても紫外線対策は必須!
ついでにニキビをカバーできるものだと尚よいですね。
ニキビができたときはベースメイクの選び方がとても重要なのです。
●適切な紫外線カット効果があるかどうかをチェック
ニキビを紫外線から守るために、紫外線をカットする指標であるSPF/PA表示があるものを選びましょう。
ただし、SPF/PAの数値は高ければいいというわけではありません。
日常生活~軽い外出などのデイリーユース目的であれば、SPF値は10~30、PA値は+~+++程度がよいとされています。
●ニキビのもとになりにくい処方かどうかをチェック
実は、化粧品に配合されている原料の中には、ニキビを悪化させたりニキビのもとであるコメドをできやすくしてしまったりしてしまうものがあります。
そこでチェックしたいのが、ニキビのもとになりにくい処方かどうか。
実際にヒトの皮膚で製品を使用しニキビのもとあるコメドができないかどうかをチェックするテストを「ノンコメドジェニックテスト」といいます。
そのテストの条件をクリアしニキビのもとになりにくい処方であると確認された商品は「ノンコメドジェニックテスト済み」という表示がなされています。
もちろん、「ニキビのもとになりにくい処方」や「ノンコメドジェニックテスト済み」の化粧品を使ったからといって、絶対にニキビにならないか・ニキビが悪化しないかというと必ずしもそうとはいえませんが、リスクはかなり低くなると考えられます。
●ほどよいカバー力があるかどうかをチェック
ニキビはしっかり隠したいもの。
だけど、何度もニキビの上からぐりぐりと塗り重ねるのは、刺激となってニキビ悪化の原因となるので絶対にNG。
ひと塗りで自然にカバーできるものを選びましょう。
●ニキビ予防に効果的な成分が配合されているかをチェック
ニキビに効果的な成分が配合されていると尚よいですよね。
特にアクネ菌に働きかける作用のある成分が配合されていれば、メイクしている間もニキビケアができるので一石二鳥です!
ニキビができそうなとき、ベースメイクで私がお勧めしたいアイテムが「フォルミュール 薬用アクネケアBB」です。
BBクリームの「BB」とは「Blemish Balm(ブレミッシュバーム)」の略称で、肌の傷や欠点(Blemish)をカバーする軟膏(Balm)といった意味をもちます。
また、1本で“日焼け止め・化粧下地・ファンデーション”の役割をしてくれるため、何品も塗り重ねる必要もなくニキビに悩む肌には最適なアイテムです!
フォルミュール 薬用アクネケアBBは、ニキビとメイクにジレンマを抱える女性のために開発されました。
その特長は・・・
_@ 外的ストレスを寄せ付けない紫外線カット効果&大気汚染ブロック効果
_A ニキビのもとになりにくい処方(ノンコメドジェニックテスト済み)
_B 負担感フリーなのに優れたカバー
_C ニキビの原因菌であるアクネ菌殺菌効果のある有効成分「サリチル酸」配合
と、ニキビに悩む肌へのベースメイクとして必要な条件がすべてそろっています!
春は新生活のストレスや不規則な生活などで、大人ニキビが発生しやすい季節。
ニキビが原因でベースメイクに悩んだときは、ぜひ一度お試しください!
- 小林未佳
- 関西学院大学理学部卒業後、化粧品メーカーにおいて研究・開発に従事。その後、化粧品の商品企画・マーケティングへと転身。2018年、これまで培った化粧品や美容の知識を発信するべく、ライターとして独立。
All About Beauty 公式ガイド。
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