最近、よく耳にする「飲む日焼け止め」と称するサプリメント。
実は「日焼けを防ぐ」効果はなく、紫外線による酸化を防ぐ抗酸化作用があるサプリメントなのです。
つまり、飲む日焼け止めを飲んだからといって、日焼け止めを塗らないのはNG!
ただ、紫外線を浴びると体内で活性酸素が発生するのは事実。
活性酸素は、お肌のハリ・弾力に重要なコラーゲンやエラスチンなどにダメージを与えて、シワ・たるみの原因に。
その悪影響を抑えるためにも、紫外線を浴びる前に抗酸化作用のある食品を摂取するのはとっても有効。
では、どんな食品がよいのでしょうか?
抗酸化作用をもつ栄養素の代表格は
「ビタミンC」
「ビタミンE」
「ポリフェノール」
「カロテノイド」
です。
●ビタミンCを多く含む食品
赤ピーマン、ブロッコリー、ジャガイモなど
●ビタミンEを多く含む食品
きな粉、アーモンド、ツナ缶など
●ポリフェノールを多く含む食品
チョコレート、ココア、ブルーベリーなど
●カロテノイドを多く含む食品
トマト(リコピン)、鮭(アスタキサンチン)、ホウレンソウ(ルテイン)など
紫外線が気になる季節は、これらの食品を朝食に取り入れて、酸化に負けないからだづくりをするのがよいですね。
例えば・・・
●和食派の方は、
・ジャガイモとホウレンソウのお味噌汁
・ツナマヨおにぎり
・ブルーベリーを添えたヨーグルト
●洋食派の方は、
・ツナのサンドウィッチ
・ミネストローネ
・ココア
など、紫外線を浴びる前に朝食による酸化対策をしておくと安心ですね。
日焼け止めによる日焼け対策と、食事に酸化対策は、似て非なるもの。
それぞれをきちんと行っていきましょう。