2020.05.19
紫外線について正しく知ろう!紫外線YES/NOクイズ-その①
Beauty Column
これからの季節、気になる紫外線。
紫外線は肌によくないから紫外線対策をしないといけないことは分かっているけど、実は詳しくは知らない……、という方も多いのでは!?
今回は紫外線についての知識をクイズ形式で詳しく解説します!
Q1. くもりや雨の日は日焼けをしない
くもりや雨の日でも紫外線は降り注いでいます。
快晴の日の紫外線量を100%とすると
●くもり→約65%
●雨→約20%
の紫外線が降り注いでいます。
そのため、「今日は天気が悪いから紫外線対策は必要ない!」というのは間違い。
美しい肌を守るためにも、天候に関係なく、きちんと紫外線対策を行いましょう!
Q2. 屋内にいれば紫外線の影響は受けない
屋内にいても紫外線の影響を受けてしまいます。
特に、紫外線の中でも紫外線A波(UV-A)は、窓ガラスを透過する性質があるため、要注意。
「年間で見ると、屋内で働く人は屋外で働く人の10~20%の紫外線を浴びている」というデータもあり、屋内にいるからといって紫外線に対して無防備になるのは要注意!
美しい肌を守るためにも、朝の洗顔・スキンケアの後に日焼け止めを塗っておくと安心ですね。
Q3. 山の上は紫外線が多く降り注ぐ
1000m高くなるにつれ紫外線量は約10%ずつ増加するといわれています。
そのため、レジャーで山に行くときはしっかりと紫外線対策を。
また、標高の高い地域に住んでいる方は、日常的に紫外線対策を気をつけましょう。
意外と忘れがちなのが、飛行機機内の紫外線対策。
できるだけ、窓から離れた席を選ぶとよいです。
窓際に座るときは日焼け止めを忘れずに。
シェードを閉めてもよいときは閉めておくとよいですね。
→飛行機内の美容法について詳しくみる
Q4. 紫外線量は年々増加している
気象庁の観測によると、日本国内の紫外線量は増加傾向にあるそう。
ただ、なぜ紫外線量が増加しているのか、という詳しい原因は分かっているわけではないそうです。
これからも気を抜かずに紫外線対策を行っていかなければいけません。
Q5. 紫外線が与える肌への影響はシミだけである
紫外線はシミだけではなく、しわやたるみの原因ともなります。
外見の問題だけでなく、紫外線を浴びすぎると皮膚がんの原因にもなるといわれています。
美しい肌と健康を守るためにも紫外線対策を行うことはとても重要です。
ライター
関西学院大学理学部卒業後、化粧品メーカーにおいて研究・開発に従事。
その後、化粧品の商品企画・マーケティングへと転身。
2018年、これまで培った化粧品や美容の知識を発信するべく、ライターとして独立。
All About Beauty 公式ガイド。