2020.07.14
美肌をつくる生活習慣｜食生活・睡眠・スキンケア
Beauty Column
スキンケアは美肌のために重要ですが、何気ない毎日の生活習慣こそが美肌の土台となります。
規則正しい健康的な生活は、美しい肌をはぐくみます。
今回は、美肌づくりのために重要な生活習慣の中でも「食生活」「睡眠」「スキンケア」の3つについて詳しく解説します。
■美肌をつくる生活習慣【食生活】
食事の基本となるのが、「栄養バランス」。
タンパク質やビタミンなどの栄養素をバランスよく摂取することが基本です。
ひとつひとつの栄養素を考えた食事を考えるとなるとなかなか大変だと思います。
そんなときは、厚生労働省と農林水産省が決定した「食事バランスガイド」が参考になります。
パスタや丼ぶりなどの1品で済んでしまう献立は栄養バランスが偏りがりちなので要注意。
小鉢やフルーツ、ヨーグルトを追加したりして足りない栄養を補うようにしましょう。
足りない栄養素をサプリメントで補う、というのもよいですがサプリメントはあくまで「補助的なもの」。
できるだけ食事から摂取できるように心がけることが大切です。
また、1日の食事のカロリーバランスは「朝食３：昼食３：夕食４」が理想だといわれています。
1日の食事のメインは「夕食」と考えがちですが、夜の食事で摂取したエネルギーは使用されず、脂肪として蓄積してしまいます。
本当にカロリー摂取が必要なのは活動をしている「朝」と「昼」。
朝食は身体を活動モードへと切り替えるために重要です。
朝食を抜いてしまうと、身体がカロリー消費を抑えようと脂肪を蓄積する、という報告もありますので、起床後２時間以内にバランスの取れた朝食をとるようにしましょう。
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■美肌をつくる生活習慣【睡眠】
眠りについてから２～３時間の間に分泌される「成長ホルモン」には「細胞の修復」や「疲労回復」という重要な働きがあります。
そのため、肌を生まれ変わらせ美肌を保つためにも、成長ホルモンの分泌、すなわち睡眠はとても重要なのです。
十分な睡眠時間を確保することはもちろん重要ですが、「質」すなわち熟睡できたかどうかも重要です。
□ 就寝前にカフェインを摂取しない
□ 就寝前のアルコール・喫煙は控える
□ 快適に睡眠できる環境を整える
□ 就寝前にスマホやPCは見ない
など、睡眠の質を向上させるように気をつけましょう。
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また、暑い時期は寝苦しい夜もありますが、そのときは上手にエアコンやサーキュレーターを活用して心地よい温度・湿度設定にすることが大切です。
ただ、この際、風が身体に直接当たらないように気をつけましょう。
「夏は何もかけずに寝る」という方もいますが、それはNG。
エアコンをつけて寝る際は、冷え防止のためにも、布団やタオルケットをかけて寝るとよいでしょう。
■美肌をつくる生活習慣【スキンケア】
特別なケアもよいですが、毎日の地道で丁寧なケアがいちばん大切。
基本は
・きちんと汚れを落とす
・しっかり保湿する
の2点。
洗顔のポイントは、きちんと汚れを落とすこと。
たっぷりの泡をたてて丁寧に洗いましょう。
ゴシゴシこするのではなく、泡を毛穴にギュッギュッと押し込むように洗いましょう。
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また、保湿は洗顔後すぐに行うことが大切。
洗顔をすると、汚れだけでなく、肌のうるおいを守る皮脂膜やＮＭＦ(天然保湿因子)が一緒に洗い流されてしまいます。
そのため、一時的にバリア機能が弱まり、とても乾燥しやすい状態となっていまいます。
だからこそ、洗顔後はすぐに保湿ケアをすることが大切です。
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基本のスキンケアとしておすすめなのが「エクスバリア」シリーズ。
肌のバリア機能を根本から修復することを目的に開発されたスキンケアシリーズで、肌質問わずおすすめです。
夏は、紫外線ダメージや冷房などによる乾燥など肌のバリア機能は低下しがち。
そんなときは、肌のバリア機能を整える基本のケアに立ち返るのが大切です。
マスクによる肌荒れ対策にもピッタリなので、「最近、肌の調子が悪いな」と思った方はぜひお試しください。
■ライター
関西学院大学理学部卒業後、化粧品メーカーにおいて研究・開発に従事。
その後、化粧品の商品企画・マーケティングへと転身。
2018年、これまで培った化粧品や美容の知識を発信するべく、ライターとして独立。
All About Beauty 公式ガイド。
