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2020.07.28

理想的な肌の水分量はどのくらい?理想的な肌へ導くためには?

Beauty Column

#バリア機能 #弱バリア肌 #洗顔 #保湿

理想的な肌の水分量は何%? 理想的な肌の水分量は何%?

美しく健やかな肌の指標のひとつである「水分量」。
よく聞く言葉ですが、どういった数値で、どのくらいが理想なのかということをご存知ですか?
今回は肌の水分量について詳しく解説するとともに、理想の肌へ導くお手入れのポイントをご紹介します。


■肌の水分量ってなに?理想的な水分量は?

肌の水分量ってなに?理想的な水分量は?

肌の水分量とは、肌の一番表面の「角質層」に含まれる水分量のこと。

この角質層の厚さは約0.02mm

食品用ラップフィルムと同じくらいの非常に薄い層です。

この薄い層の中には、角質細胞が約10層ほど重なって存在しています。

角質細胞の中には、NMFとよばれる天然保湿因子が存在し、角質細胞自体はコーニファイドエンベロープという膜に包まれています。

また、角質細胞の隙間をうめるように細胞間脂質が存在します。

角質層

この
●NMF
●コーニファイドエンベロープ
●細胞間脂質

そして、皮膚の一番表面に形成される「皮脂膜」、この4つの要素が角質層の水分量をキープするのに重要な「バリア機能」の働きをします。

健康的な肌の水分量は20~30%だといわれています。

ただ、水分量は外気の湿度にも大きく影響を受けるため、乾燥した環境下では水分量が減り、肌も乾燥しやすくなってしまいます。

■肌の水分量が低下する原因

肌の水分量が低下する原因

肌の水分量が少なくなってしまうのは「バリア機能が低下している」ことが主な原因と考えられます。

バリア機能が低下している

バリア機能が正常に働いていれば、肌内部の水分をしっかりと肌にとどめておくことができます。

しかし、バリア機能が低下してしまうと、肌の中の水分が体外に逃げやすくなってしまいます。

さらには、外部刺激も肌の中に入り込みやすくなってしまうため、乾燥するだけでなく、肌荒れも起こしやすくなってしまいます。

■肌の水分量キープのために気をつけたいこと

肌の水分量キープのために気をつけたいこと

まずは気をつけたいのが「落とすケア」。

ゴシゴシと洗ってしまうと、刺激を与えるのはバリア機能の低下につながるのでNG!

顔も身体もそうですが、洗顔料やボディソープをたっぷり泡立ててから泡を転がすように優しく洗いましょう。

また、洗うときに使うお湯の温度も要注意!

熱すぎるお湯は皮脂膜が流れ落ち、細胞間脂質が流れ出し、バリア機能が低下してしまいます。

「少しぬるいかな?」と感じる32~34℃ほどのぬるま湯で洗うようにしましょう。

→正しい洗顔について詳しくみてみる

また、基本的なことですが、「規則正しい生活」も大切です。

バランスのとれた食事を摂り、睡眠を十分にとる、という健康的な生活習慣こそ、美しい肌の基本になります。

→肌によい生活習慣を詳しくみてみる

■肌の水分量UPにおすすめのアイテム

エクスバリア

肌の水分量UPのためには「バリア機能を整えること」が重要。

フイルナチュラントの「エクスバリアシリーズ」は、弱ったバリア機能を補い整える働きがあるため、肌の水分量を上げたい方におすすめです。

エクスバリアシリーズ最大の特徴は、「擬似バリア膜を形成し、バリア機能をサポートする」働きがあること。

バリア機能が低下し、肌の水分量をキープできない状態の肌でも、エクスバリアシリーズに配合されているサクランTMという天然植物由来の保湿成分が肌状に擬似バリア膜を形成し、肌を覆います。

この擬似バリア膜の保水力は非常に高く、肌内部の水分を体外に逃しません

それだけでなく、外部刺激もシャットアウトしてくれるので、肌を良い状態でに保つことで、自身のバリア機能を立て直すことができます。

擬似バリア膜

理想的な水分量の肌を目指すためにも、バリア機能に着目してみてください!

→エクスバリアについて詳しくみてみる

■ライター

ライター 小林未佳

小林未佳

関西学院大学理学部卒業後、化粧品メーカーにおいて研究・開発に従事。
その後、化粧品の商品企画・マーケティングへと転身。
2018年、これまで培った化粧品や美容の知識を発信するべく、ライターとして独立。
All About Beauty 公式ガイド。
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