2022.03.22
その間食、効率的に選んで美のモトに! お悩み別おすすめの間食
Beauty Column
「間食」と聞くと、魅力的だけど少し罪悪感がある……、なんて方はいませんか?
小腹がすいた、少し口寂しいと感じる時は、お肌に良いものを選んで食べるとお腹も心も満たされ、美容にも良いという一石三鳥の効果があります。
今回は、お悩み別におすすめの間食をご紹介します。
■むくみが気になるときは「バナナヨーグルト」
むくみとは、水分が過剰にため込まれた状態、つまり体内でうまく水が循環できていないのです。
特に塩分は、体内に水をため込む性質があるため、塩分を過剰摂取するとむくみやすくなります。
むくみが気になる時のおすすめの栄養成分は「カリウム」。カリウムは、塩分の排出を促す作用があるため、むくみやすい時におすすめです。
また、タンパク質不足も主なむくみの原因です。
そこでおすすめしたい間食が、カリウムが豊富な「バナナ」と、タンパク質が豊富な「ヨーグルト」を合わせた
「バナナヨーグルト」。
無糖ヨーグルトでも、バナナの甘さで美味しく食べられ腹持ちも抜群です。
⇒むくみについて詳しく知りたい方は、「むくみ解消、目指せすっきりフェイス!」をご覧ください。
■テカリ・毛穴が気になるときは「トマト」
過剰な皮脂が原因のテカリや毛穴の目立ち対策におすすめの栄養成分は、「ビタミンA」と「抗酸化成分」。
トマトには、β-カロテンという体内でビタミンAに変換される成分が豊富なうえ、高い抗酸化作用を持つリコピンを豊富に含むので、とてもおすすめです。
皮むきや調理などの必要もなく、手軽に食べられるので間食におすすめな食材です。
生のトマトを食べられない場合は、トマトジュースで代用するのもおすすめです。ゆっくりと飲めば、1本で満足感も得られます。
■くすみが気になるときは「ハニーナッツ」
くすみの原因のひとつが「血行不良」。血液の流れが滞ると顔がくすんだり、目の下のクマが気になったりします。
血液の巡りを良くするのにおすすめの栄養成分が「ビタミンE」。
ビタミンEを豊富に含むナッツ類がおすすめです。中でも間食としておすすめなのが、ナッツを蜂蜜に漬けた「ハニーナッツ」。
ナッツの栄養と蜂蜜の栄養が同時に得られて、満足度も高いので、間食にぴったりです。
そのまま食べるのも良いですが、ヨーグルトやオートミールのトッピングにすると満腹感が得られますし、チーズを添えても美味しくいただけます。
■ハリ・弾力のなさが気になるときは「マシュマロ」
お肌のハリ・弾力の要となる真皮は、約70%がコラーゲンというタンパク質で構成されています。
タンパク質は、体内で合成できないため、食事から摂取する必要があります。ただ、タンパク質の摂取量が少なくなってしまうとお肌のハリや弾力が失われがちになってしまいます。
マシュマロの主成分であるゼラチンは、コラーゲン由来のタンパク質。
マシュマロには、お肌の材料となるタンパク質が豊富に含まれているため、ハリのあるお肌作りにおすすめです。
そのまま食べるのはもちろん、ヨーグルトに浸けてふやかすと食感が変わって新しい美味しさを楽しめると同時に、ヨーグルトのタンパク質も同時に摂取できるので、ぜひお試しください。
■ライター
関西学院大学理学部卒業後、化粧品メーカーにおいて研究・開発に従事。
その後、化粧品の商品企画・マーケティングへと転身。
2018年、これまで培った化粧品や美容の知識を発信するべく、ライターとして独立。
All About Beauty 公式ガイド。