男性がメイクをするメリットは?メンズメイクの基本アイテムを解説
Makeup/メイクアップ
近年急速に注目を集めている美容トレンドのひとつ、メンズメイク。従来は主に女性のものとされてきたメイクの世界が、男性の間でも広がりを見せています。
しかし、実際はまだまだハードルを感じている男性も多いことでしょう。
そこで本記事では、メンズメイクの魅力や利点、基本的なアイテムやテクニックを解説していきます。
メンズメイクの目的とメリット
男性の肌悩みとして多く挙げられるクマ、色ムラ・シミ、ニキビ跡などをメイクで上手にカバーすれば、周囲の人に信頼感や誠実さのある印象をあたえることができます。外見に自信が持てれば、日々のパフォーマンスも向上するはず。特にビジネスシーンでは、清潔感やプロフェッショナリズムを演出するためにメイクをする男性も増えています。
また、個性やスタイルの表現にメイクが役立つことも。イメージをがらっと変えたり、理想の雰囲気に近づけたりすることもできます。
ただし、メイクをするためには適切な知識や技術が必要。肌質やトーンに合ったメイクの仕方を知り、適切な化粧品を選ぶことが重要です。
メンズメイクのアイテムと基本テクニック
今回は、メンズメイク初心者の方が押さえておきたいベースメイク・まゆ毛・リップの3点に絞り、必要なアイテムと使い方を解説します。
ベースメイク:必要なアイテムと使い方
BBクリーム/CCクリームなど
肌色補正やカバーを目的としたベースメイクアイテム。下地+ファンデーションでもよいですが、メンズメイク初心者の方には複数の機能がひとつになったBBクリームやCCクリームがおすすめです。使用感が軽く、自然に仕上がるタイプがよいでしょう。色に迷ったらフェイスラインに2~3色を出し、顔にも首にもなじむ色を選んでください。男性は女性よりも皮脂が多いので、たっぷり使いすぎるとテカりやくずれが起きやすくなってしまいます。まずは推奨されている量を守り、自分の肌に合わせて徐々に調整していきましょう。
スキンケアの後に適量をとったら、厚塗りにならないように顔全体へ薄く均一にのばします。顔と首の境が不自然にならないよう、丁寧になじませましょう。
自然な仕上がりにこだわったナチュラルサイエンスメイクアップ
マニフィーク
BBクリーム
30g 1,650円(税込)
コンシーラー
目の下のクマ、ニキビ跡やシミなど、BBクリームなどでカバーしきれない肌悩みをピンポイントで隠すために使います。クマには液状のコンシーラー、顔の広い面にあるニキビ跡やシミなどにはスティックタイプのコンシーラーがおすすめです。BBクリーム(もしくはリキッドファンデーションなど)の後、気になる部分へピンポイントで塗布し、指でやさしくなじませましょう。
いきなりBBクリームなどを使うことに抵抗があるなら、まずはコンシーラーだけ使うという手も。地肌とコンシーラーの境目がなくなるよう、指で丁寧になじませましょう。
フェイスパウダー
テカりを抑え、ベースメイクをセットするためのアイテム。必需品ではありませんが、BBクリームやコンシーラーのもちをよくしたい場合、テカりやべたつきが気になる場合などは仕上げとして取り入れてみましょう。色のつかないルーセント(透明)タイプかつ、サラッとした粉質のものを選んでみてください。蒸し暑い環境でも、皮脂テカリを防いでサラサラ肌をキープ!美しい仕上がりが長時間持続
メイクキープ
メイク キープ パウダー
5g 1,320円(税込)
まゆ毛:必要なアイテムと使い方
アイブロウペンシル
まゆ毛はあらかじめ適切にカットし、コームやスクリューブラシでとかして毛流れを整えておきましょう。毛が少ない部分にまゆ毛を1本1本描いた後、スクリューブラシでさっとぼかすと自然に仕上がります。
テクニックレスで簡単に自信あふれる目元、口元を演出できるビアード&アイブロウペンシル
マニフィーク
ビアード&アイブロウ ペンシル
0.3g 全2色 1,980円(税込)
リップメイク:必要なアイテムと使い方
色つきのリップクリームやリップバーム
唇の保湿とカラーが同時に叶う、色つきのリップクリームやリップバームが便利です。唇全体へラフになじませましょう。元の唇に血色感がある場合は、透明タイプでも差し支えありません。
自然な仕上がりにこだわったナチュラルサイエンスリップケア
マニフィーク
マニフィーク ナチュラル リップ バーム 99
3g 全2色 1,650円(税込)
メンズメイクの注意点
●メイクをしたら、クレンジング(メイク落とし)をしっかりと
メイクは通常の洗顔料だけでは落とせません。メイクをした日の夜は、洗顔料だけでなくクレンジング料(メイク落とし)も必ず使いましょう。クレンジング料にもさまざまなタイプがあるので、角栓などによるザラつきが気になる場合はオイル、乾燥しやすいならミルクなど、肌質やメイクの濃さによって選んでみてください。
●スキンケアでの保湿も欠かさずに
メイクののりをよくするためには、事前の保湿が何よりも大切。うるおいが不足した肌はキメが乱れ、メイクのつき・もちが悪くなってしまいます。クレンジング・洗顔でよごれを落とした後は、すぐに化粧水で水分を補いましょう。化粧水だけでは水分が蒸発してしまうので、乳液やクリームを重ねてうるおいにフタをすることも忘れずに。肌悩みに応じて美容液を取り入れるのもおすすめです。
保湿をしっかり行うだけで乾燥くすみの対策にもなるほか、ひげそりなどによる肌あれの防止にもつながります。
この機会に、毎日の保湿習慣も見直してみてはいかがでしょうか。