メンズも必見!開き毛穴の原因と今すぐできる対策は?
Skincare/スキンケア
女性だけでなく、男性の肌悩みとしても多く挙げられる「毛穴の開き」。
毛穴の開きを目立たなくするためには、まず毛穴の機能や役割を知ることが大切です。
間違ったケアは毛穴の開きをより悪化させる要因になるので、自分の肌に合った適切なお手入れを取り入れましょう。
毛穴の開きの原因
毛穴が開く原因は、肌の乾燥や過剰な皮脂分泌、紫外線、食生活、加齢、ストレスなどさまざま。毛穴が開く原因を肌質別・部位別・年代別に解説していきますので、自身の肌状態と照らし合わせてみてください。
皮脂が多いとニキビもできやすくなり、炎症しているニキビを無理やりつぶすとクレーターが残ってしまうことも。凹んだ部分に汚れや皮脂がたまると、さらなる毛穴の目立ちにつながります。
なお思春期にあたる10代は、男性ホルモンの影響から皮脂分泌が活発になりやすく、脂性肌に傾きやすい状態にあります。
オイリードライ肌
Tゾーン(おでこや鼻)は皮脂が多く、その他の部分(ほほなど)は乾燥する混合肌も、男性に少なくありません。毛穴の目立ちが増える原因は、乾燥肌・脂性肌それぞれの肌質の場合と同じです。敏感肌
不規則な生活やストレス、季節の変わり目などでホルモンバランスがくずれると、肌が敏感に傾きがちに。水分・油分のバランスが乱れて毛穴が開きやすくなるうえに、バリア機能が低下することで乾燥やニキビなどの肌トラブルが生じることもあります。肌質別にみる毛穴の開きの原因
乾燥肌
肌の水分が足りない状態が続くと角層が厚くなり、肌表面が硬くなります。さらに肌のうるおいを保つバリア機能が損なわれ、肌は乾燥状態に。乾燥によるキメの乱れのほか、うるおいを補おうとして逆に皮脂分泌が促されることも、毛穴の開きにつながります。脂性肌
男性にも多い脂性肌(オイリー肌)は皮脂腺が大きく、毛穴の開きが目立ちやすい傾向にあります。本来は肌のうるお<いをキープする大切な役割を担っている皮脂ですが、過剰に分泌されると皮脂腺の出口が大きくなり、毛穴の目立ちの一因に。部位別にみる毛穴の開き
鼻・眉間・おでこ
鼻・眉間・おでこなどは皮脂分泌が多く、毛穴につまった皮脂や角質、脂腺細胞のカスが蓄積した「角栓(かくせん)」ができがち。角栓がつまった状態がいわゆる「つまり毛穴」で、角栓が酸化して黒くなると「黒ずみ毛穴」になってしまいます。毛穴の出口が角栓によって押し広げられる状態が続くと、開き毛穴にもつながりかねません。皮脂は脂腺細胞が集まる「脂腺」でつくられ、脂腺細胞自体が分解・消滅する「オートファジー」の発生と同時に皮脂が分泌されていることが、コーセーの研究により明らかになりました。
しかし、何からの支障によりこの「オートファジー」が起こらないと(=オートファジー不全)毛穴の奥の脂腺で脂腺細胞の残骸が残り、角栓になるという仕組み。角栓をつくらせないためには、脂腺細胞のオートファジー=自己分解を促すケアが必要です。
ほお
ほおに多く見られるしずくのように垂れ下がった毛穴は、主に加齢によって起こる「たるみ毛穴」。肌のハリを支える真皮のコラーゲンやエラスチンが老化によって減少し、毛穴が沈み込んでしまうことで発生します。適切なスキンケアを行うことが、早期解決への近道です。
年代別にみる毛穴の開き
・10代~
皮脂腺が活発でオイリー気味な10代の肌は、ニキビができやすく毛穴も開きやすい状態。炎症を起こしているニキビをむやみにつぶすと、ニキビ跡が残ってしまうこともあります。気になる場合は早めに皮ふ科を受診しましょう。・20代~
10代ほどではないもののまだまだ皮脂量が多く、角栓やそれによるつまり毛穴も発生しやすい20代の肌。食生活の乱れやストレス、睡眠不足やダイエット、毛穴を気にしすぎて生じる洗顔時の摩擦などによって、肌がデリケートに傾いたり乾燥やニキビなどができやすくなったりと、さまざまなトラブルに悩まされる時期でもあります。・30代~40代
肌の初期老化は、20代後半くらいから徐々に起こり始めます。30~40代は、本格的なエイジングケアを取り入れ始める時期。20代から悩んでいたつまり毛穴に加え、加齢による毛穴のたるみが加速します。老化を加速させないためには、ハリや弾力をキープするエイジングケアを積極的に行い、生活習慣も見直すことが大切です。※「エイジングケア」とは、年齢に応じたケアのこと
毛穴の開きにはどんな対策が効果的?
●クレンジング&洗顔をきちんと行う
毛穴の開きが気になると言いながら、「落とすケア」を軽視していませんか?汚れが肌に残っていると、肌環境のさらなる悪化につながります。毎日分泌される皮脂とその日の汚れをきちんと洗い落とすクレンジング&洗顔は、毛穴ケアの基本中の基本です。洗顔料はしっかり泡立て、肌をやさしくマッサージするように洗いましょう。過度な摩擦は肌のごわつきにつながりますので、ゴシゴシと力を入れないように気をつけてください。
クレンジング料は男性にとってなじみが少ないかもしれませんが、日やけ止めを使った日や角栓のつまりが気になるときには、ぜひ取り入れましょう。さらに、クレンジング前にホットタオルで肌を温めておくと、スチーム効果で皮ふが柔らかくなり毛穴の汚れが落ちやすくなります。
頑固な毛穴角栓を溶解 うるおいを守り、毛穴汚れもメイクも激落ち
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ポアクリア オイル
180g 1,980円(税込)
パック洗顔もできる直塗り洗顔料
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ダブル ブラック ウォッシャー
140g 1,980円(税込)
●ザラつきが気になるならスペシャルケアアイテムを使う
肌のザラつきが気になるときは、古い角質を穏やかに落とす酵素洗顔やクレイマスク、ふきとり美容液などのスペシャルケアアイテムをプラスしてみてはいかがでしょう。肌を整える美容成分や、不要な角質をオフできる処方を取り入れるものがおすすめ。クレンジング・洗顔で落としきれなかったよごれを取り去り、その後に使うスキンケアがなじみやすくなるはたらきも期待できます。
角栓や古い角質をケアするうえでは、保湿成分がきちんと配合されているかもチェックポイント。コットンに出してふき取った後、きちんとうるおいを感じられるものが理想です。
なお、貼ってはがすタイプの毛穴パックは皮ふへの刺激が強すぎることも。毛穴の目立ちや角栓が気になるからと言って、むやみに使うのは控えましょう。
角栓や古い角質を一掃 成果が見える毛穴ケア
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クリアピール セラム
120g 3,850円(税込)
保湿ケアを徹底する
洗顔後の肌は毛穴が開き、無防備な状態です。化粧水で毛穴をキュッと引き締めながらみずみずしいうるおいをあたえ、乳液やクリームで必要な油分を補うことを忘れないようにしましょう。男性はとくに、皮脂ケアと保湿ケアをしっかりと両立できる基礎化粧品がおすすめです。
基本の保湿ケアは、化粧水→美容液→乳液→クリームです。ただしブランドやアイテムによって使用順が異なる場合があるので、説明を確認しましょう。化粧水は顔全体にくまなくなじませ、乳液やクリームなどは顔の中心から外側へ、肌を刺激しないようやさしくつけるのがポイントです。
皮脂の発生源に効き、皮脂分泌を抑制し、テカリを防止。日本で唯一、テカリをもとから防ぐ化粧水。 [医薬部外品]
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バランシング チューナー
120g 4,950円(税込)
日やけ止めで紫外線を防ぐ
紫外線は肌のハリや弾力にダメージをあたえ、たるみ毛穴を招きます。紫外線は1年を通して降り注いでいるので、季節に関係なく毎日対策したいところ。メイクをしない男性は素肌を常に紫外線にさらしていることになるので、毎朝日やけ止めを塗る習慣をつけましょう。化粧水後の肌に、これ1本。肌あれ・ニキビを防ぎながらトーンアップ※1まで叶える、最強※2UV薬用乳液。 [医薬部外品]
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スパ・エ・メール ブラン コンフォール デイシールド クリア ミルク
40g 3,520円(税込)
ライフスタイルを見直す
不規則な生活、無理なダイエット、喫煙などによるホルモンバランスの乱れは肌のバリア機能低下を招き、毛穴の開きを悪化させます。ストレスをためず、栄養をしっかり摂り、適度な運動をプラスして、からだの中からケアする生活習慣を身につけましょう。