2021.01.26
肌質は変えられる!? 乾燥肌をうるおい肌に整えよう
Beauty Column
カサつき、粉ふき、ツッパリ感……。
こんな肌の乾燥サインを感じたことはありませんか?
「乾燥肌」だと自覚がある女性はとても多いのです。
では、乾燥肌の人はずっと乾燥肌のままなのでしょうか?
実はそうではありません!
毎日のスキンケアや生活習慣でうるおい肌になることも!
乾燥肌の原因とうるおい肌に整えるポイントを解説します。
■「乾燥肌」とは水分も油分も足りない状態
肌のタイプは「普通肌」「脂性肌」「乾燥肌」「混合肌」の4つに分類されるといわれています。
そのうち、水分量も皮脂量も少ないのが「乾燥肌」です。
→自分の肌タイプをみてみる
女性は40歳ころから皮脂の分泌量が急激に減るため、歳を重ねるほどに乾燥肌になりやすいといわれています。
そのため、「乾燥」を感じる前からきちんと保湿ケアを行うことが大切です。
■乾燥肌の原因は肌のバリア機能の低下
このバリア機能が低下してしまうと肌内部の水分が失われやすくなり、外部刺激の影響も受けやすくなってしまいます。
なぜ、バリア機能は低下してしまうのでしょうか?
原因1:肌の乾燥
肌が極度に乾燥すると、バリア機能は弱ってしまいます。
バリア機能が弱ってしまうと、肌はさらに乾燥しやすい状態になってさらにバリア機能が弱ってしまう……、という悪循環に陥ってしまいます。
原因2:間違ったお手入れ方法
洗顔時、熱いお湯を使ったり、ゴシゴシと強い力で洗ったり……、など肌によくない化粧品の使い方をすると、刺激によりバリア機能は低下してしまいます。
原因3:外部刺激によるダメージ
紫外線やエアコン、大気汚染物質などの外部刺激によるダメージで、バリア機能は低下してしまいます。
原因4:生活習慣
ストレスや偏った食生活、睡眠不足や疲労などは、肌の正常な生まれ変わり(ターンオーバー)を乱し、バリア機能が弱まってしまうこともあります。
■乾燥肌を改善するためのポイント -日常生活編-
実は、肌に良い生活習慣は健康に良い生活習慣と同じなのです。
● 十分な睡眠
● 適度な運動
● バランスの整った食生活
→美肌のための生活習慣について詳しくみてみる
あと、季節問わず「部屋の湿度」には注意したいところ。
加湿器を使用するなどして、室内の湿度を40~60%に保つように気をつけましょう。
■乾燥肌を改善するためのポイント -スキンケア編-
● 熱いお湯は厳禁! 少し冷たいな、と思うくらいのぬるめのお湯を使いましょう
● ゴシゴシこするのは厳禁! そっと触れるようなイメージで優しく洗いましょう
● クレンジング・洗顔後、素肌で放置は厳禁! 即保湿で失われたうるおいを補いましょう
→正しい洗顔方法を詳しくみてみる
→正しいクレンジング方法を詳しくみてみる
クレンジング・洗顔後の保湿ケアもとっても重要です。
乾燥肌だと自覚のある方は、クリームまできちんと使って、うるおいをしっかりと閉じ込めることが大切です。
保湿ケアに使うアイテム選びも重要です。
乾燥肌ではバリア機能が低下していることが多いので、“バリア機能”に着目したアイテムを使うのがおすすめです。
わたしのおすすめアイテムは、バリア機能が低下した「弱バリア肌」に着目したスキンケアシリーズ・エクスバリア。
エクスバリアはお肌をしっかり保湿しながら、肌表面に「擬似バリア膜」をつくることで、肌を守る新発想。
バリア機能が低下した乾燥肌でも、「擬似バリア膜」が肌内部の水分をギュッと閉じ込める&外部刺激から守って、うるおった状態の肌をキープしてくれます。
乾燥肌を根本的に立て直したい! と考えている方におすすめのアイテムです。
約10日間たっぷり試せるトライアルセットもありますので、ぜひお肌で「擬似バリア膜」の効果をお試しください!
■ライター
関西学院大学理学部卒業後、化粧品メーカーにおいて研究・開発に従事。
その後、化粧品の商品企画・マーケティングへと転身。
2018年、これまで培った化粧品や美容の知識を発信するべく、ライターとして独立。
All About Beauty 公式ガイド。