2022.04.05
“肌あれ”はなぜ起こる? 原因と予防法を徹底解説!
Beauty Column
肌のかさつき、赤み、かゆみ、ブツブツ……。
さまざまな形であらわれる肌トラブル“肌あれ”。
そもそも、なぜ肌あれは起こってしまうのでしょうか?
今回は、肌あれの原因と予防法を詳しく解説します。
肌あれ予防におすすめのアイテムもご紹介! 不安定な気候で肌あれしがちな春も、先回りの予防ケアで健やかな肌を守りましょう!
■肌あれの原因は「バリア機能の低下」
肌には「バリア機能」という肌をまもる機能が備わっています。
バリア機能の主な役割は
●肌内部の水分を外部に逃さない
●外部刺激から肌をまもる
こと。
バリア機能が低下すると肌が乾燥したり、外部刺激が肌内部に入り込んで炎症が起こるなどして、“肌あれ”状態となってしまいます。
バリア機能が低下する原因として大きく3つ挙げられます。
1.間違ったスキンケア
洗顔やクレンジングのときにゴシゴシこすったり、熱すぎるお湯を使ったりすると肌内部のうるおい因子が流出してしまい、バリア機能が低下してしまいます。⇒正しい洗顔方法については「今日から始める!正しい洗顔」をご覧ください
⇒クレンジング方法については「素肌美を手に入れる!正しいクレンジング方法」をご覧ください
2.不規則な生活
食生活が乱れたり、睡眠不足が続いたりすると肌のバリア機能は低下してしまいます。バランスのとれた食事をとり、規則正しい睡眠をとることが大切です。
⇒理想的な生活習慣については「美肌をつくる生活習慣|食生活・睡眠・スキンケア」をご覧ください
3.ストレス
ストレスがたまると身体の機能を調整する自律神経のバランスが乱れます。すると、免疫が低下したり血行が悪くなったりして、バリア機能も低下してしまいます。
これら3つ以外でも、マスクによる刺激や花粉、黄砂、PM2.5などの大気汚染物質など、バリア機能が低下する原因は意外とたくさんあります。
これらの原因をすべて排除する! というのは難しいので、どんな状況にも負けない、強いバリア機能をはぐくむことが重要です。
■肌あれケアは「保湿」と「肌をまもる」ケアが重要
肌あれは肌内部が乾燥したり、炎症が起こっている状態。
そのため、うるおいをたっぷり与えつつ、肌を外部刺激からまもるケアが大切です。
まずは、失われた水分を肌内部に与えて、しっかりとどめるため、保湿ケアを行いましょう。
その際、肌をこすらないことが大切です。
摩擦は肌への刺激となり、炎症を悪化させてしまいます。
化粧水や乳液を塗布する際は、手のひらで肌全体を覆う“ハンドプレス”でやさしくなじませていきましょう。
肌に刺激を与えないだけでなく、手のひらの体温で、肌なじみがよくなりますよ。
肌あれしているときは、スキンケア選びも重要です。
バリア機能が低下している=刺激に弱い状態なので、「低刺激処方」「敏感肌用」など肌にやさしいものを選ぶのがおすすめです。
そして、炎症を悪化させないためにも肌をしっかり守りましょう。
低下したバリア機能を補うため、肌の守りを固めることも重要です。
●紫外線から肌をまもる
●マスクなどのこすれから肌をまもる
●花粉や大気汚染から肌をまもる
など、肌あれを悪化させる要因から肌を守ってあげましょう。
肌あれにお悩みの方におすすめのスキンケアが「フイルナチュラント エクスバリア」。
バリア機能が弱った「弱バリア肌」をケアし素肌のキレイをサポートします。
たっぷりのうるおいを与えるだけでなく、肌表面に擬似バリア膜を形成することで外部刺激から肌をまもる効果があるため、バリア機能が弱っている状態の肌に効果的。
紫外線ケアできるアイテムも日焼け止めとバームの2種とりそろえているので、肌状態・使用感のお好みによって選べるのも嬉しいポイントです。
⇒紫外線ケアできるアイテムはこちらをご覧ください
花粉や黄砂の時期に特に肌あれしやすい方は、大気汚染物質の付着が肌あれの原因となっていることも。
そんな方は、外出前に「エクスバリア スキンプロテクト スプレー」をシューッとひとふきかけておくと、擬似バリア膜×透明バリア膜のWの保護膜で外部刺激をブロック。
春先や秋口の季節的な肌あれにお悩みの方は、ぜひ一度お試しください!
⇒「エクスバリア スキンプロテクト スプレー」についてはこちらをご覧ください
⇒エクスバリア シリーズについてはこちらをご覧ください
■ライター
関西学院大学理学部卒業後、化粧品メーカーにおいて研究・開発に従事。
その後、化粧品の商品企画・マーケティングへと転身。
2018年、これまで培った化粧品や美容の知識を発信するべく、ライターとして独立。
All About Beauty 公式ガイド。