2018.09.18
髪の毛の構造を知って、ツヤ髪を目指そう!
Beauty Column
平安時代、美女の第一条件であった長く艶やかな黒髪。
現代は「長さ」はあまり関係ないとしても、「艶やかな髪」は女性ならば誰しもがあこがれますよね。
今回は髪の毛の構造を知って、美しいツヤ髪を目指しましょう!
■髪の毛の構造
■美しいツヤ髪を目指すために
- シャンプーやブラッシングのときは優しく丁寧に!
キューティクルは物理的刺激に弱く、ふとしたことではがれ落ちてしまいます。
キューティクルの損傷は、ツヤが失われてパサつきが目立ったり、枝毛や切れ毛の原因となったりします。
一度、枝毛や切れ毛になった毛は元には戻らないといわれています。
1本1本をいたわるように、優しく扱いましょう。
- 髪が濡れたまま寝ない!
髪は寝ている間が最も痛みやすい多といわれます。
それは、髪に摩擦がかかり、キューティクルがはがれやすくなるため。
特に、濡れたままの状態は傷みやすい状態なので要注意!
寝る前は、きちんと髪を乾かしましょう。
摩擦が気になる人はナイトキャップを使ってみるのもいいですね。
- 紫外線から髪を守る!
紫外線にはキューティクルが重なり合っている力を弱めて、浮かせてしまう働きが。
キューティクルが浮く=非常に傷みやすい状態になるということ!
UVスプレーや帽子などで、髪を紫外線から守ることが重要です。
- 逆毛の立てすぎに注意!
髪の毛を毛先から根元に向かってブラシで梳かし、髪のボリュームを与えるヘアアレンジテクニックのひとつ。
ただ、この逆毛はキューティクルのはがれも原因となることも。
無理な力をいれず、一定方向に動かす(上下にごしごしとこすらない)ようにして、少しでもダメージを軽減しましょう。
- ヘアアイロンの使い過ぎに注意!
ヘアアイロンの高温を長時間髪にあててしまうとキューティクルが溶けるという報告も。
毎日の使用はできるだけ避け、また使うときは同じ場所を長時間あてすぎなようにしましょう。
ライター
- 小林未佳
- 関西学院大学理学部卒業後、化粧品メーカーにおいて研究・開発に従事。その後、化粧品の商品企画・マーケティングへと転身。2018年、これまで培った化粧品や美容の知識を発信するべく、ライターとして独立。
All About Beauty 公式ガイド。