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2021.08.31

すきま時間でスッキリ! 残暑の疲れやだるさをやわらげる手のツボ5選

Beauty Column

手のツボ イメージ 手のツボ イメージ

疲れやだるさが出やすい夏の終わり。
元気に過ごすためにも、疲れやだるさをやわらげる手のツボを覚えておけば、とっても便利!
リラックスタイムにテレビを見ながらツボ押しするのも良し。ハンドクリームを塗った最後にツボ押しするも良し。事前準備なく、ササッとできるのが手のツボ押しの良いところ!
ぜひ、すきま時間のツボ押しでリフレッシュしてください!


■心の気を補う「神門」

神門

神門(しんもん)とは、小指の骨と手首のシワが交わるあたりのくぼみにあるツボ。
精神を安定させたり、心の気を補う作用があるとされます。

このツボを押すときは、逆の手の親指で神門を押し上げるように刺激しましょう。
押す際は深く息を吐くとリラックス効果がアップしますよ!

不眠にも効果的といわれるので、寝つきが悪いときにもマッサージしてみてくださいね。

■気の巡りをよくする「合谷」

合谷

合谷(ごうこく)とは、親指と人さし指の骨の交わる部分からやや人さし指よりの上にあるツボ。
体内の熱を冷まし、気の巡りを改善する作用があるとされます。

このツボを押すときは、逆の手の親指で、少し強めに刺激しましょう。
手の甲側のツボですが、内側(手のひら側)からも人さし指で挟むようにして刺激すると力を入れなくても刺激が与えられるので、マッサージする指も疲れにくいですよ。

目の疲れを回復する効果もあるとされるので、パソコンやタブレット、スマホを見ながらマッサージするのもおすすめです。

■血の巡りをよくする「後渓」

後渓

後渓(こうけい)とは、手をギュッと握ったときに小指の下にできるシワの先端にあるツボ。
心を鎮めて精神を安定させる作用があるとされます。

このツボを押すときは、逆の手で手のひら全体を包み込むようにし、中指で刺激しましょう。
ずぼら技ですが、後渓を机の端にあてて、左右にユラユラ動かすだけでも気持ちいいですよ。

血の巡りがよくなるため、肩こりにも効果的だといわれています。
全身的にだるいな、というときは後渓を刺激してみてください。

■心を穏やかにする「陰げき」

陰げき

陰げきとは、神門(しんもん)から約0.7㎜ほど下にあるツボ。
心を穏やかにして精神を安定させる作用があるとされます。

このツボを押すときは、逆の手の親指でやさしく刺激しましょう。
ゆったりと深呼吸しながらマッサージするとリラックス効果が高まります。

身体の熱を冷まして汗を抑える効果もあるといわれているので、汗をとめたいときに刺激するのもおすすめです。

■精神を安定させる「陽渓」

陽渓

陽渓(ようけい)とは、手を大きく開いた際に親指のつけ根にできるくぼみにあるツボ。
体内の熱を冷まし、精神を安定させる作用があるとされます。

このツボを押すときは、逆の手で手首を握りしめるようにして、親指で刺激しましょう。
手首全体を握りしめるように刺激し、緩めるということを何度か繰り返しましょう。

手の関節痛や腱鞘炎にも効果があるとされるため、パソコンで手が疲れている方や、子育て中で抱っこ疲れしている方などにもおすすめです。

ツボ押しは「心地よい」と思うことが一番大切です。リラックスしながら、自分をいたわるようにマッサージしてあげてくださいね!

■ライター

小林未佳

小林未佳

関西学院大学理学部卒業後、化粧品メーカーにおいて研究・開発に従事。
その後、化粧品の商品企画・マーケティングへと転身。
2018年、これまで培った化粧品や美容の知識を発信するべく、ライターとして独立。
All About Beauty 公式ガイド。
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