2022.08.17
唇のくすみの原因は? 唇の色が悪くなる理由と予防法
Beauty Column
鏡を見たとき「唇の色がくすんでいる……」なんて思うことはありませんか?
唇のくすみ・黒ずみには原因があります。
今回は唇のくすみの原因とその予防法について解説します。
■唇がくすむ3大原因
ヒトの唇は角層が非常に薄いため、毛細血管を流れる血液の色が見えているから赤く見えるのです。
鮮やかな唇の色は魅力の1つでもありますよね。
では、なぜ唇はくすんだり黒ずんだりしてしまうのでしょうか?
大きく3つの原因があります。
1.摩擦
リップを塗るときやクレンジングのとき、ゴシゴシこすったりしていませんか?
摩擦は色素沈着を起こし、唇のくすみや黒ずみの原因となってしまいます。
無意識に唇をなめたり、かみしたりする癖がある方も要注意!
これらの行為も唇への刺激となって、色素沈着を起こしてしまう可能性があります。
また、最近ではマスクを着用していることが多く、マスクと唇のこすれも色素沈着の原因となってしまいます。
立体的な作りでサイズがあったものや肌ざわりのやさしい素材のマスクを選ぶようにしましょう。
2.乾燥
乾燥は唇に炎症を起こす原因に!
炎症が鎮まったあと、炎症後色素沈着を起こしてしまうこともあります。
また、乾燥してしまうとついついなめたり、手で触ったりしがちになるので、 乾燥→摩擦刺激→唇のあれ→炎症後色素沈着……というスパイラルに陥ってしまうこともあります。
こまめな保湿ケアで乾燥させないことが大切です。
また、紫外線も唇の乾燥の原因に!
唇はメラニンをつくる色素細胞(メラノサイト)が少ないため、紫外線に非常に弱いパーツです。
そのため、紫外線によってダメージを受けやすく、乾燥や皮むけ、くすみを起こしてしまうこともあります。
3.血行不良
寒い時など、唇の色がくすんだり青っぽくなったりすることはありませんか?
前述のとおり、唇の色は血液の色なので、血行不良は唇のくすみに直結します。
タバコも唇の血行不良の原因だといわれているので、喫煙者の方は控えるようにすることをおすすめします。
■唇のくすみを防ぐには
リップクリームを塗る際も、ぐりぐりと唇に押し付けるのではなく、やさしく負担をかけないようにしましょう。
リップクリームを選ぶ際、保湿力の高さはもちろん重要ですが、さらに、唇のあれを防ぐグリチルレチン酸ステアリルや、血行促進効果のあるビタミンE誘導体が配合されたものを選ぶのも、唇のくすみ対策としておすすめです。
普段、唇をなめたりかみしめたりしてしまう癖のある方は、意識してその癖をやめるようにしましょう!
また、クレンジングの際もゴシゴシとこするのはNG!
クレンジング料は小さな円を描くようにやさしくクルクルとなじませるようにしましょう。
落としにくいラスティングタイプや、ティントタイプのリップを使っている方は、ポイントメイクアップリムーバーを使って、負担をかけないようにオフしましょう。
■唇のくすみにお悩みの方におすすめのリップケアアイテム
フォルミュール 薬用リップリペアは、ビタミンEアセテートとグリチルレチン酸ステアリル、Wの有効成分が配合された薬用リップクリーム。
贅沢に配合された保湿成分とビタミン類が、うるおい環境を立て直し、しっとりうるおった明るい唇へ!
唇に触れると、とろけるように唇にフィットして、負担感なくスーッとのび広がり、うるおいを密封!
スティックタイプなので、手を汚さずにいつでも気軽に保湿ケアできるのも嬉しいポイントです。
日々の保湿ケアの積み重ねこそが魅力的な唇への近道!
ぜひ、こまめのケアを取り入れてくださいね。
⇒フォルミュール 薬用リップリペアについて詳しくはこちらをご覧下さい。
■ライター
関西学院大学理学部卒業後、化粧品メーカーにおいて研究・開発に従事。
その後、化粧品の商品企画・マーケティングへと転身。
2018年、これまで培った化粧品や美容の知識を発信するべく、ライターとして独立。
All About Beauty 公式ガイド。