2022.07.26
ニキビのできる場所が人によって違うのはなぜ? 部位別の原因と対策
Beauty Column
ニキビができやすい部位はどこですか?
おでこ(額)や鼻のまわり?
それとも口まわりやあごなど顔の下のほう?
ニキビができやすい場所は肌質や肌の特性などが関係してきます。
今回は、ニキビができる部位別の原因と対策について解説します。
■ニキビができる場所によって原因は違うの?
大きく「U」「T」「TU」タイプに分類されます。
それぞれのタイプを詳しく見てみましょう。
Uタイプ
頬・口まわり・あご・フェイスラインなど、肌が乾燥しやすいUゾーンにニキビができやすいタイプ
肌質の傾向:乾燥肌
肌の水分量が少なく乾燥していると、Uゾーンにニキビができやすい傾向となります。
Tタイプ
おでこ(額)・鼻など、皮脂分泌が活発なTゾーンにニキビができやすいタイプ
肌質の傾向:オイリー肌
皮脂の分泌量が多いオイリー肌(脂性肌)の方は、顔のなかでも特に皮脂の分泌量が多いTゾーンにニキビができやすくなります。
TUタイプ
特定部位ではなく、顔全体にニキビができやすいタイプ
肌質の傾向:混合肌
肌の水分量は少ないけれども、皮脂分泌量が多い混合肌の方は、特定の部位ではなく、顔全体にニキビができやすい傾向があります。
■ニキビを予防するためには?
ニキビができる主な原因は
●毛穴づまり
●皮脂
●アクネ菌の増殖
の3つです。
毛穴がつまると、毛穴の内部に皮脂がたまります。
すると、皮脂を好み酸素を嫌うアクネ菌(ニキビの原因菌)が増殖して、ニキビができてしまいます。
つまり、ニキビを発生させないためには
○毛穴をつまらせない
○余分な皮脂は除去する
○アクネ菌を増殖させない
ことが大切です。
ニキビ予防の基本は丁寧なクレンジング・洗顔で、不要な皮脂や角質、よごれをオフしてまっさらな素肌にリセットすることが大切です。
→正しいクレンジング方法について知りたい方は「素肌美を手に入れる!正しいクレンジング方法」をご覧ください。
→正しい洗顔方法について知りたい方は「今日から始める!正しい洗顔」をご覧ください。
そして、十分な保湿ケア!
特に、Uタイプの方は、水分だけでなく、油分もたっぷりと補いましょう。
TUタイプの方は、油分・水分ともにバランスよく補給することが大切です。
おでこや鼻まわりのテカリやベタつきが気になる場合は、部位ごとに塗布量を変えるのもおすすめです。
乾燥しやすいUゾーンはたっぷりと、TゾーンはUゾーンを塗布した後に手に残ったものをハンドプレスでなじませるくらいでもOK! 肌状態に合わせて調整してくださいね。
Tタイプの方は、油分は足りているので水分中心の保湿ケアで肌の油-水分バランスを整えましょう。
保湿ケアは、肌にうるおいを与えるだけでなく、バリア機能やターンオーバー(表皮の生まれ変わり)を整えるためにも重要なお手入れです。
肌の状態に応じて、毎日丁寧に保湿ケアをしてニキビを予防しましょう!
保湿アイテムも 「ニキビのもとになりにくい処方(ノンコメドジェニックテスト済み)」の製品を選ぶのがおすすめです!
→繰り返す大人ニキビにお悩みの方は「大人ニキビが繰り返し同じ場所にできるのはなぜ!? 予防はできる?」をご覧ください。
■ニキビケアにおすすめのアイテム
アクネオの特筆すべき点が、「ニキビができそうなときだけでなく、ニキビができていないときでも心地よく使える」こと。
ニキビケアアイテムにありがちな乾燥感や使い心地の悪さというものがなく、デイリーなスキンケアとして使えるようニキビケアの観点だけでなく、充実の保湿力と使用感の良さも叶えられています。
特に、モイスチュアライザー(乳液)はニキビのできやすい場所で選べる「U」「T」「TU」の3タイプがラインアップされているので、自分に合ったタイプを選べるのも嬉しいポイント。
ニキビができそうなときだけでなく、ニキビのできていないときも続けて「ニキビ予防」することで、健やかな美肌をキープすることができます。
ご自身だけでなく、パートナーやお子さまがニキビに悩んでいたとしたら、ぜひおすすめいただきたいドクターズコスメのパーソナルニキビケアです!
⇒アクネオシリーズについて詳しくはこちらをご覧ください。
⇒アクネオ 薬用 モイスチュアライザー(乳液)について詳しくはこちらをご覧下さい。
■ライター
関西学院大学理学部卒業後、化粧品メーカーにおいて研究・開発に従事。
その後、化粧品の商品企画・マーケティングへと転身。
2018年、これまで培った化粧品や美容の知識を発信するべく、ライターとして独立。
All About Beauty 公式ガイド。